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Happy Birthday【番外編】3 ページ11

ついに今日は10月31日………師範の誕生日。

師範に出会ってから、毎年言う言葉だけど、慣れない。

面と向かっておめでとうと言うのはやっぱり恥ずかしい。

でも、言わなきゃダメだ!

そう思いながら師範を探す。



「師範〜……あっ、いた」

「ん?なんだ、A」

「あの、師範………」



恥ずかしがらずに言うんだ、私!



「お誕生日おめでとうごさいます!」



言った!!!

すると、



「おめでとうごさいます!天元様!」



と、後ろの襖から三人が飛び出してきた。

これは聞いてないですよみなさん……。



「さっ!Aちゃんと天元様、こっちに!」



須磨さん達に手を引かれる私と師範。

一体どこに行くんだ。

すると、ある一つの部屋についた。



「あの、ここは?」



この中に何があるかわからず、私だけじゃなく師範までも首を傾げている。

すると、雛鶴さんが部屋の襖を開けた。

………机の上に何かがある。

それは箱で隠れているが、食べ物だろうか。



「雛鶴、これは一体なんだ?」



師範が雛鶴さんに問う。

確かにこれはなんだろうか。



「これはケーキです」



雛鶴さんが箱から中身を出しながら言う。

けーき???

初めて聞いたが、とても美味しそうだ。



「初めて見たって顔してるな」

「えっ……いや、そんな顔してません!」

「本当か〜?」



私ってそんなに顔に出てるのか……?

それより本当に美味しそうだ。

早く食べたい……。



「ふふっ、早速食べましょうか。ねっ、Aちゃん」

「………………!はいっ!」



雛鶴さんの一言でみんなが机の前に移動し始める。

その時、



「みんな、ありがとな」



えっ……。

なんですかその笑顔は。

本当、嫁さん三人いてもおかしくないくらいの笑顔ですね羨ましい。

って、継子の私が何言ってんだか……(笑)



「なんか、師範らしくないですね………」

「はぁ!?」

「怒らないでくださいよ!(笑)」



私は、須磨さん、雛鶴さん、まきをさんと目を合わせる。



「師範/天元様」









「お誕生日おめでとうごさいます!!!」









Happy Birthday【番外編】 fin.

番外編あとがき+作者から→←Happy Birthday【番外編】2



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名無し5472号(プロフ) - 神や! そして宇隨さんお誕生日おめでとう!! (2019年10月31日 6時) (レス) id: 4ba81fc84d (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2019年10月29日 2時

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