【HQ】好きだよ。【赤葦京治】 (ページ27)

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27話ページ27

Aを抱きしめるなんていつぶりだろうか。

けど、その時はまだ体格も身長も変わらなくてわからなかったけど、

今は体格も背も違うからわかる。

Aってこんなに小さくて柔らかいんだな。

俺の腕の中におさまるAが可愛くて、

自然と脈も上がってしまう。

しかも風呂上がりでいい匂いがする。

…このままだと、俺がまずいな。

赤葦「…A、わかった？

俺とAは同じ気持ちだって。」

A『そ、それが…自分の心臓もうるさくて

わからなくなっちゃった……ごめん。』

…なんだそれ、可愛すぎる。

赤葦「…ふふ、Aらしい。」

A『京治の笑った顔、久しぶりにみた…！』

そう言って微笑むAがやっぱり、俺は…

赤葦「好きだよ。A。

…俺の幼馴染みから、彼女になって、ください。」

A『…うん…！(コクン』

赤葦「…ありがとう。」

笑顔でうなずいてくれたAが可愛くて、おもわずまた触れたくなった。

赤葦「A…「あかーしいたーーーーーーーー！！！！！！」…木兎さん…あなたって人は…」

A『ぼ、木兎さん…？お疲れ様です！』

木兎「うお！柱からもう1人でてきた！！！

ははーん、さてはお前が赤葦のケッコン相手か！！！！！」

A『へえ？！？』

赤葦「木兎さん、もう喋らないで下さい。

はぁ…。ほんとごめん。」

A『いいよいいよ！

…じゃあおやすみ、明日も練習がんばってね！』

赤葦「ありがとう、おやすみ。」

木兎「え、もういいのか？！」

赤葦「………。」

その夜、赤葦があまりにも怒っていたため

ずっと怯えていた木兎であった。