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「Aさん、あれからお身体の調子はいかがですか?」


「はい、これといって何も変わったところはありません」


「そうですか、ならそろそろ本調子みたく身体を動かしても大丈夫そうですね」


今は蝶屋敷で、しのぶさんより検査を受けている
気絶させられた日、余程強い力で手刀を打たれたようで
2日は目を覚まさなかったみたいだ


というわけで、検診。


「全く…不死川さんは女性というのを分かっておりませんね」


「いえ、私が鬼である為あれくらいしないと気絶しないと思ったのでしょう、
それに、これくらい大丈夫ですよ」


「痣が残ってしまっては、炎柱に叱責を受けそうです」


「炎柱?…杏寿郎さんですか…」


意地悪な顔でそう告げる彼女に、何故か顔が熱くなるのを感じる
あの日から、杏寿郎さんとの関係をしつこく迫られるようになった
特にあの、黄色い少年から



「単刀直入に聞きますが、お付き合いされてるのですか?」


「え」


「今!ここから凄くきゅんきゅんが感じたわ!!」


「きゅんきゅん?」


いきなり部屋に入ってきたのは、淡いピンク色の髪色をした
恋柱の甘露寺さんだった



.



甘「それでそれで! 師範とはお付き合いされてるの?」


「お付き合い?なんて、してません!」


胡「それでは、好意を寄せているのですか?」


「好意…、寄せて…ません」



甘「きゃあぁぁああ!
もう可愛い! Aちゃんの反応が初々しくて好き!」


彼のことが好き?
いやいや…幼馴染とかそういうのではないのか
でも、この約10年間無意識に彼を探していたのは確か


それは純粋に彼を想っていたから…?
再会した日には確かに想っていたと口に出したが
それは…



「杏寿郎さんのことが好きだったか…から?」


気づけば、心の中で呟いていた言葉は口から漏れていた

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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , 煉獄   
作品ジャンル:アニメ
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(プロフ) - 架星さん» オリジナルフラグ、本当に申し訳ないです。指摘して下さってありがとうございます!!今後も頑張っていきます! (2019年12月2日 22時) (レス) id: fb2248bbfd (このIDを非表示/違反報告)
架星 - オリジナルフラグ外し忘れていますよ〜! あと高評価しました!これからも頑張ってください! (2019年12月1日 23時) (レス) id: d8e9a8e7ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年12月1日 22時

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