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あの日を境に私は杏寿郎さんの屋敷に居座る事となった
彼の口から語られる、私が居なくなった以降の話
それはそれは、酷く苦しく母親も亡くなり酒に溺れた彼の父
過去を話す彼の苦しそうな顔に、私も胸が痛くなり
どういう言葉をかけたらいいかわからなくなった
それでも彼は真っ直ぐに、太陽のような表情で
沢山の人を救ってきたのだと思うと目尻が熱くなる
「A、改めて 本当に生きててありがとう」
「…いえ、直ぐに煉獄家へ向かえば良かったのですが
頭の中からすっぽり抜け落ちてしまっていて…
本当に、不甲斐ないです」
「俺は、今こうしてAに再会出来たことを心から嬉しく思っている！
それに … 仕方がない、子供の君には心が壊れるくらい辛い出来事だろう。
無理に思い出させてしまってすまないな」
と、眉を下げる彼に 首をぶんぶん振って否定する
.
「Aさん！もう、お身体は大丈夫なんですか？」
「千寿郎くん！うん、もう身体は大丈夫。
心配してくれてありがとう」
「いえ！ 私も、兄上がずっと気にしておられるのを知っていたので…
Aさんのことを聞いた時は、辛かったです。
でも、こうして鬼でありながらも生き長らえている事に、嬉しく思っております」
まるで、幼い日の杏寿郎さんを思い出させるような彼
目尻を下げた時なんかもうそっくりだ
燃えるような赤い髪の毛、瞳
煉獄家の血は濃いなぁ と深々と感じた1日であった。
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暁(プロフ) - 架星さん» オリジナルフラグ、本当に申し訳ないです。指摘して下さってありがとうございます！！今後も頑張っていきます！ (2019年12月2日 22時) (
レス) id: fb2248bbfd (このIDを非表示/違反報告)
架星 - オリジナルフラグ外し忘れていますよ〜！ あと高評価しました！これからも頑張ってください！ (2019年12月1日 23時) (レス) id: d8e9a8e7ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁 | 作成日時：2019年12月1日 22時
