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No Side
桜舞う暖かい春、ある一つの命が誕生した。
それはそれは可愛らしい赤ん坊で、周りでは密かに噂される
必ず真冬に産まれる神氷家、しかし春に産まれた彼女は新たな”風”となるのではないかと
.
両親は大いに喜び、鬼殺隊の柱を務めていた父は娘が産まれたことを隊士に自慢したという
これぞ親馬鹿と言われようとも、構わずに
・
隣で産まれた炎柱の長男は彼女より１年早く産まれたという＿＿＿＿
あれから５年の月日が流れ彼らは幼いながらお互いをよく知る仲となりました
「A！」
「きょうじゅろう、どの！
今日は父上に稽古をつけてもらうのです！一緒にどうですか？」
「もちろんだ！
Aにはまけてられない！」
意気揚々と竹刀を振る彼らはいつしか夢を追うようになりました
それは彼らの父親たちの仕事。鬼を断ち切る、隊士である
「Aは、鬼殺隊に入るのか？」
「はい、父上の姿を見て私もそうなりたいと強く思いました。
でも、女のくせにと言われないかが、不安です」
「おれも鬼殺隊に入る！それに、Aは強い！！
男のおれでもたまに負けてしまう。女だからと言ってとやかく言うやつは
この煉獄杏寿郎が神氷Aの強さを証明する！」
２人の間には切っても切れない強い絆が芽生え始めているのでした。
・
「父上！！今日は、杏寿郎殿と稽古をしました！！」
「そうか！炎柱の息子はきっと強くなるからな、お前もしっかりと頑張りなさい！」
「はい！父上！」
・
決して変わらないと思っていた風景は一瞬で塵と化す
築き上げたものが壊れるとき、音なんて何一つしないのだ
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暁(プロフ) - 架星さん» オリジナルフラグ、本当に申し訳ないです。指摘して下さってありがとうございます！！今後も頑張っていきます！ (2019年12月2日 22時) (
レス) id: fb2248bbfd (このIDを非表示/違反報告)
架星 - オリジナルフラグ外し忘れていますよ〜！ あと高評価しました！これからも頑張ってください！ (2019年12月1日 23時) (レス) id: d8e9a8e7ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁 | 作成日時：2019年12月1日 22時
