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♢YOU
ジェットコースターはまだよかったんだけど、
誰かが言い出してお化け屋敷に入ろうって。
翔太だけが嫌がってたんだけど、
多数決で入ることにしたら、
翔太が尻もちつくくらい怖がって(笑)
涼太はスタスタ行っちゃうし、
翔太の当時の彼女も肝が据わってて
ほら行くよ！って感じで翔太を引っ張ってて。
思い出しただけでも
あの光景は面白かったなー笑
照「そんなことがあったんだ(笑)」
「翔太ってあー見えて、
今まで付き合った子
意外と気が強い子なんだよね(笑)」
照「えー、なんか意外かも(笑)」
「まぁ、厳密に言うと、
付き合う前はおっとりして見えたけど
付き合ってみたら...ってとこかな(笑)」
照「なるほどねー笑」
待ち時間もずっと喋ったりしてて、
全然苦じゃなかった。
ひーくんは絶叫系大丈夫って言いながら
降りた時は毎回気分悪そうだったっけ。笑
朝から一通り遊んで、
夜もパーク内で夕飯を食べて。
パレード見たりしてホテルに帰った。
パークのすぐ側のホテルだから
部屋の中も楽しみだなーって、
ワクワクしたまま部屋に入ったら、
今回もひーくんからのサプライズがあった。
「え、かわいい！」
照「ふふっ(笑)」
「ねぇ見てこの風船！」
照「喜んでくれてよかった(笑)」
ベッドの上に、
1st ANNIVERSARYって書かれた
ハートの風船と、キャラクターの風船。
花びらも散らされてて、
すっごい可愛かった。
「ひーくんありがとう」
照「どういたしまして。
1年付き合ってくれてありがとう」
「こちらこそありがとう」
大好きって言いながら抱きついたら、
そのまま苦しいくらい
抱き締め返されちゃった。
照「Aちゃんテンション高いね」
「そうかな？」
照「だって大好きなんて
滅多に言ってくれないじゃん(笑)」
「ひーくんだって
そんなに言ってくれないけどね？笑」
1日遊んで疲れたし、
大きなバスタブがある部屋だったから、
ゆっくりお風呂でも入ろうかって。
まだこうやって一緒に入るの
慣れたわけじゃないんだけどね。
片手くらいしか入ったことないし。
お風呂の中でも今日乗った
アトラクションの話とかして、
ずっと喋ってた気がする。
お風呂から上がったら、
またひーくんがサプライズで頼んでくれてた
シャンパンを冷蔵庫から出してきてくれて、
改めて乾杯した。
バスローブでシャンパンなんて大人になったなー。
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作者名：のらんせ | 作成日時：2022年9月8日 18時
