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♢YOU
ひーくんは気を利かせてくれたのか
そのまま買い物に行ってくれた。
ついでだから他のものも頼んじゃった。笑
ラ「岩本くんいい人だねー」
「うん、そうだね(笑)」
ラ「しょっぴーと涼太くんとは
違う感じのお兄ちゃんって感じ」
「よかったね?」
ラ「うん!」
キャンプの時にも仲良くなってたけど、
更に懐いたみたいでよかった。
ラ「涼太くんとも普通にしてたから
ちょっと安心した」
「まぁ...色々あったんだけどね(笑)」
ラ「でもいいじゃん。
今また仲良くできてるんだから」
「そうだね」
真都はどんどん大人になっちゃうな。
嬉しいけどやっぱり寂しくもある。
それからひーくんが帰ってきて、
真都にも手伝ってもらってカレーを作った。
大人数で食べる食事はやっぱり美味しいね。
照「ラウ、あとで風呂入りに行かない?」
ラ「え、いいの?」
照「Aちゃんはその間にゆっくりしててよ」
「本当にいいの?」
照「俺サウナ入りたかったから(笑)」
ひーくんは本当に気が利くなー。
私がずっと人と居るから
疲れてるのわかってくれたんだろうな。
それからしばらくゆっくりしたら、
真都とひーくんは本当に銭湯に行っちゃった。
束の間のひとりの時間。
落ち着くなーって
ソファーに横になっちゃった。
そう、起きたのは2人が帰ってきた時。笑
ラ「寝てたでしょー笑」
「うん、寝てた...笑」
照「お疲れ様(笑)」
ラ「アイス買ってきたけど」
「そうなの?お風呂入ってこようかな」
照「うん、行っておいで?」
「ありがとう」
溜める時間もったいないしって
シャワーを浴びることにした。
脱衣所で眠いなーって思ってたら
ひーくんが突然やって来て。
服脱いでなくてよかったーって(笑)
「どうしたの?」
照「ちょっと」
「ん?」
ドアから顔だけ出して手招きするから
そのまま近づいたら、チュッて音がした。
え?
照「したくなったから来ちゃった(笑)」
「何それ...恥ずかしいじゃん」
照「その顔も見たかった(笑)」
もう1回唇が重なって...
さっきよりちょっとだけ深い感じ。
「もう...真都いるから」
照「うん、わかってるよ?」
そう言ってひーくんは行っちゃった。
たまにこうやって意地悪されちゃう。
とりあえず2人がアイスを待ってるだろうと思って
ささっと済ませてリビングに戻った。
ラ「えー、そうなのかなー?」
照「そうだって」
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作者名:のらんせ | 作成日時:2022年9月8日 18時