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♢YOU
「ありがとう」
照「どういたしまして。
後ろにラウと乗ったら？」
「うん、そうする。ほらマイ？挨拶は？」
ラ「お久しぶりです...」
照「ラウってこんな感じだったっけ？笑」
「ひーくんにヤキモチ妬いてるの(笑)」
ほら乗るよって真都を促したら、
ひーくんがドアを開けてくれて後部席に乗り込んだ。
ラ「お願いします」
「よく言えました(笑)」
照「じゃあ出発するよー」
「うん、お願いします」
こうして3人で私の家に出発したんだけど、
早速始まる、真都ラウールによる尋問タイム(笑)
ラ「岩本くんは、Aちゃんの
どこが好きなんですか？」
照「うーん、色々あるけど」
ラ「はぐらかしたら減点だからね」
照「はい、すいません(笑)」
こんな調子で続くんだけど、
ひーくんは全部付き合ってくれて。
やっぱりいい人だなーって。
照「ベタだけど優しいとことか
周りが見えてるところとか？
あとご飯もおいしいしー」
ラ「Aちゃんのご飯おいしいよねー！
じゃあ、何でAちゃんのこと
好きになったんですか？」
照「きっかけは結構前の話だけど、
仕事で大変だった時に
Aちゃんたちも大変だったのに
俺たちのことも自分のことみたいに
怒ってくれた時かなー？」
「そんなことあったっけ？」
ほら、あの会社に行った時にーって
言われてやっと思い出した。
「え、それめちゃくちゃ前じゃん」
照「うん、そう。
あの時くらいから気にはなってた(笑)」
まさかの事実に真都に感謝した(笑)
それって多分、2人で
会うようになる2年くらい前だと思う。
ラ「じゃあ、Aちゃんの
好きな食べ物は何でしょ？」
照「俺と一緒だからわかるよ。
チャーハンでしょ(笑)
最近は俺の影響でケーキも好き」
ラ「え、そうなの！？」
「うん、少しね(笑)」
照「Aちゃん
結構お米好きだよね(笑)
オムライスとかもよく頼んでるイメージ」
「うん、そうかも」
ラ「じゃあさ、じゃあさ」
「まだあるの？笑」
結局うちに着くまでずっと続いてた。
真都は楽しそうだったし、
ひーくんも嫌そうじゃなかったから
よかったけどね。
ラ「ねぇねぇ、夕飯何にする？」
「うーん、考えてなかったなー」
ラ「カレーにしない？
Aちゃん1人だと作らないって
前に言ってたじゃん」
「確かにねー。
じゃあカレールー買いに行かなきゃ」
照「俺行ってくるよ。
2人でゆっくりしたら？」
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作者名：のらんせ | 作成日時：2022年9月8日 18時
