[2]小瀧望、無期限の芸能活動休止します (ページ40)

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“じいちゃんはこんなこと望んでないと思う。

自分の人生全て世に明るみに出たのは俺が芸能界に生きると決めたせい。

俺がこういう職を手にしているせい。

そう思えば思うほど、

あんなに応援してくれたじいちゃんの顔が思い浮かんではやるせない思いになってん。

体調も悪くなって結局芸能活動休止。

で、調べてた時にたまたま目に入って魅力的に思えた父島に来て。、それで。”

初めて自分の思いを言ったかもしれへん。

メンバーにも言えてなかった俺の心の中身。

Aさんは優しく受け止めてくれた。

「…そっか。望くんはおじいさまのことが本当に大好きだったんだね。」

“うん。唯一無二の存在というか。

頼もしい背中やった。

まあ、最後の方は筋肉も落ちて細くてか弱かったけど。”

「うん」

それだけ。うんと頷いてくれただけやのに、それが全てを表しているように思えた。