[2]小瀧望、無期限の芸能活動休止します (ページ15)

今日:5 hit、昨日:9 hit、合計:92,626 hit

15 ページ15

「なんで、のんすけなにもいわないの？

いっつもそう。のんすけはママのみかただよね。」

「そんなことは…」

「だってそうじゃん！ママのことすきなんでしょ？」

「……楓、その話は別に今やなく」

「ママのために手話べんきょうしてさ。

ママといっしょに売れた絵をみおくってたり。

楓しってるよ？楓がねたあとに2人でえんがわで話してるの。」

「……そうなん。」

「なんのはなししてるかは聞こえないけど

楓の前ではできない話なんでしょ？

のんすけ、しってたんでしょ？

ママがほんとは楓のママじゃないって」

「………。」

子供はそういうのに敏感で、俺らが隠そうと思っていたことも全部バレてしまっている。

そして、楓を不安にさせないように隠していたことは、

バレた瞬間さらに楓を不安にさせる。

俺は楓の背中をさする。

小さい楓は俺にぎゅっとしがみついて離れない。