＊ ページ39
１番で走っている。
前に誰もいないからこそ
この風を切る音一瞬一瞬に
生命力を感じる。
前を見ると、大好きな四人が。
大毅
ともくん
アオイ
ありがとう。
ずっと私のそばで何も言わずに
私の優しい風をありがとう。
小瀧くん
初めて会った時はびっくりしたけど
あなたの行動力を尊敬しているよ。
ゴールテープを切ると、
みんなが駆け寄ってくれる。
へとへとに疲れた私にタオルをかけてくれる。
水をくれる
肩を貸してくれる。
お母さん
お父さん
私、幸せだよ。
聴こえてる？
お母さんとお父さんは、私の心の声
聴こえてますか？
大好き。
二人の分まで長く生きて
二人の分まで幸せになります。
前に進もう。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿fin
終わり
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作者名：きい
| 作成日時：2021年6月5日 16時
