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＊ ページ37
神山「A。おはよう」
アオイ「おっはよ。」
「ともくんに、アオイ。
来てくれてありがとう。」
陸上部県大会の日。
ともくんとアオイは応援に駆けつけてくれた。
私がともくんとアオイにちゃんと謝ることができたのは
重岡「A。」
大毅のおかげだ。
大毅が私の部屋に来た次の日、学校に行けば、
ともくんとアオイが心配そうな目でこっちに笑顔を向けてくれた。
ともくんの"困った時はお互い様"という言葉と
アオイの"４人で最強のグループ！"という言葉に
どんだけ救われたことか。
私は大切な家族を失った
だけど
大切な仲間は
私を支えてくれる。
重岡「今日は女子の部。明日は男子の部。
今日でエネルギー出し切って
早めに寝て
明日は俺の応援しろや。」
「言われなくてもわかってますよーだ。
大体さ、”しろ”って言い方どうにかなんないわけ？」
重岡「へぇへぇすいませんでした、バーカ」
「あ、なんだとコラー！！！」
神山「A、こんなことに体力使ったらあかんで。」
アオイ「そうだよ、重岡のことなんか気にせず。」
「あっそうだった。」
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作者名：きい
| 作成日時：2021年6月5日 16時
