*小瀧 ページ24
藤井「そういえば、シゲってやつからこないだ変なラインきてたやん。
なんか、学校が大変なことになってるって。
写真流出みたいな。
Aと神ちゃんが関係してるってことやろ?」
俺は、こないだあった出来事を話した。
藤井「ハツみたいな奴がおったってことやな。中学校の時も。」
きっと、ハツみたいな人って、自分のことしか見えてなくて
自分がとんでもないことをしていることに気づくのに時間がかかるんやと思う。
気づかないやつだって、おると思うし。
藤井「まあ、ハツと別れて正解やったな。
重岡がA好きなこと、ハツは知ってるんかな。」
小瀧「知ってるやろ。
シゲとAさんが仲良くならんように
Aさんの写真を貼り付けたんやから。」
でも、ハツの予想を裏切って、
シゲはもっとAさんの隣で全力で守りたいって思うようになった。
俺は、全力で止めたい。
だって、シゲに勝ち目は、ほぼ100%ないから。
藤井「今回のハツのやらかしよりも、中学の妊娠バレた時の方がやばかったとは思うけど。」
小瀧「そうなんかな。」
2人が駆け落ちしたとなると
シゲの出る幕はない。
やっぱり、2人は付き合ってて
心に闇を抱えたまま
誰にも打ち明けることなく卒業するんやと思う。
誰かが、この事実にたどり着く前に
卒業できたらええんやけど。
あと二年半。
Aさんは、このまま出席しないとなると、確実に卒業できひん。
どうするんやろう。
俺の知ったこっちゃないねんけど
きになる。
357人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きい | 作成日時:2021年4月28日 16時