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研磨side
嘘だ。
Aに好きな奴がいたとしても、絶対Aを手放したりしてやらない
だって、Aは俺のだもん
心も、身体も...全部、ぜんぶぜんぶ...
俺は立ち止まり、Aと向き合う
Aに顔をそらされないように、頬に手を当て、顔を覗き込む
研「ねぇ、教えて。それ、誰にあげるつもりだったの？」
あくまでもいつも通り、Aにとっての"優しいお兄ちゃん"を装う
すると、Aはより一層顔を真っ赤にし、瞳を潤ませ、唇をキュッと硬く閉じる
あーダメ...その顔...襲いたくなっちゃう...それに
Aにそんな顔させる奴を...殺したくなっちゃう
そんなことを思っていると、硬く閉ざされた口を小さく開いたAは、小さな声で...想い人の名を言う
『...け、んま...』
研「...え」
『研磨に...渡すつもり、だったの...』
恥ずかしそうに目をそらすA
『や、休み時間とか昼休みとか...人いるから、恥ずかしいし...クロがいないってわかったから、渡そうと思っても...どうやって、渡せばいいか...わかんなくて』
『あの...渡すの遅れちゃったけど...コレ...』
そう言い紙袋から出された小さい箱
研「...開けていい？」
『』ｺｸｺｸ
開けてみると、そこには小さいトリュフが6つほど入っていた
研「A...よくこんなの作れたね」
『と、友達に...手伝って、もらったの』
すると、Aは恥ずかしそうにモジモジしながらこう言った
『あの、ね...そのチョコ...本命、だから...研磨、だけだから...そのね、えっと...やめないで、欲しい...です』
後半はゴニョゴニョしていて聞き取りずらかったが、まあなんとも破壊力のある殺し文句だ事で
こんなのどこで覚えてくるんだか...
とりあえず最後のとこだけは聞こえないフリをし、「俺もAだけが好きだよ」と言う
...良かった、俺だけじゃなくて
Aも、俺に溺れててくれてて
研「ねえ、1個食べていい？」
『うん...美味しいか、わかんないけど』
少しだけ眉を下げるA
それを横目にパクッと口の中にトリュフを放り込む
研「...ん、美味しい」
『ほ、ほんと...？！』
ほんとに美味しい
ほんとに美味しい...けど...
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せんせー。(プロフ) - アリサさん» 私の黒歴史時代を知ってる人いたwww名前も変えたのによく分かりましたね！！古参勢様！！今後とも頑張っていきますので、よろしくお願いします！ (2021年4月2日 9時) (
レス) id: 34ba8f3c5f (このIDを非表示/違反報告)
アリサ(プロフ) - お久しぶりです！暗殺教室×SAOから見てた者です、新作とても面白かったですこれからも頑張って下さいm(_ _)m (2021年4月1日 21時) (レス) id: 731e0d6317 (このIDを非表示/違反報告)
せんせー。(プロフ) - 凛／月影／霖さん» 初めまして！いつも応援ありがとうございます！何時でもコメ欄にでしゃばっちゃってくだせぇ！！ご友人にまでこの小説を勧めて頂き、感謝の極みです！その3の表紙も期待しててください！ (2021年2月8日 17時) (レス) id: 34ba8f3c5f (このIDを非表示/違反報告)
せんせー。(プロフ) - kanaさん» ありがとうございます！！小説の更新も頑張りますね！ (2021年2月8日 17時) (レス) id: 34ba8f3c5f (このIDを非表示/違反報告)
凛／月影／霖(プロフ) - 初めまして！いつも陰からこっそり見てます。表紙が上手すぎて感動してコメ欄にでしゃばりました（ この小説大好きで、この間友達に勧めてしまいました…！更新頑張って下さい！3の表紙イラストも楽しみにしてます！！ (2021年2月8日 16時) (レス) id: 0b140bf78a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せんせー。 | 作成日時：2021年1月30日 23時
