烏野2年の孤爪さん その3

妹猫は兄猫に愛を伝える(バレンタイン小話) ページ37

このお話は番外編です。



Aちゃんが、音駒高校に通っているifストーリーです

付き合ってはないけど...越えちゃいけない一線越えてます(((


皆はそれ知りません





Aちゃん→♡←←←研磨くん



※注意 後半からちょっと生々しいかも？









夢主side








...2月14日、今日はバレンタイン。





私は昨日、お友達の家に泊まってチョコ作りをしていたので、今朝は研磨とクロと登校していない









そんな私の右手には、いつもなら無いはずの紙袋。




この中にバレー部の皆に作ったクッキーと、それとは別に研磨の為に作ったチョコが入っている


もちろん、研磨のクッキーも用意してある









...研磨とは家が同じなので、台所を使うとチョコのネタバレしちゃうからね。









そうならないように友達の家に行ったのだ...あと、作り方と爆破しないように監視役も必要だし...


私は料理が出来ないので、作るのにかなり時間がかかった...









一応、レシピ通り作ったしちゃんと味見した...形も見た目も綺麗なのを選んだつもりだ









研磨、喜んで...くれるかな...









そんなことを思いながら、軽快な足取りで学校へ向かう



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ジャージに着替え、紙袋を持って体育館に足を踏み入れる







『お、はよう...ございます』

夜「お、Aおはよ！」








入るとすぐ近くに、やっくんこと夜久さんがいた







『やっくん、おはよ』

夜「お前またそんなに髪の毛ボサボサで...ほら、整えてやるからこっち来い」

『うん』









私はやっくんの前に体育座りし、髪の毛を整えてもらう


すると、やっくんがコソッと耳打ちしてきた









夜「研磨に渡せるといいな、本命チョコ」

『へっ...？！///』








私はバッとやっくんの方へ振り返る








夜「おーおー、顔が真っ赤だぞー」

『な、なんで...それ、知って...///』

夜「いや、だって去年は買ったものだったのに、今年はわざわざ友達の家行って作ったんだろ？


夜「ならそれしかないじゃん」









にししと意地悪な笑顔を浮かべるやっくん



...流石やっくん...恐ろしいな









夜「まあ、Aからのチョコなら、研磨も喜ぶと思うぞ」

『...そうだと、嬉しいな』







そうこうしてるうちに、やっくんは私の髪をポニーテールでまとめてくれる







『やっくん、ありがと』

夜「いつもの事だし、いいってことよ」

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