烏野2年の孤爪さん

カラスが37羽 ページ40

夢主side









『...朝のバス、もう一生乗りたくない...』



終始バス内が私1人で、バス停に着く度に流れるアナウンスが...うん、ちょっと怖かった...









思い出すだけで鳥肌がたつ。









烏野高校に着くと、職員室の明かりがついてるいるのがわかった。




『...こんな朝早くから、地方公務員さんも大変だなあ。』









特に心にも思ってない事を言いながら、バレー部の体育館へ足を進める。









『...体育館の明かり、ついてる...？ってことは、ひと...いる...！』






中からバレボールの弾む音が聞こえる...が、





『...ボールの音、少ない...シューズの摩擦音も...そんなに、無い？...行ってみれば、わかるか...』









そう言い、重苦しい扉を力いっぱい開ける。





ギィィ...

『や、やっと...開いた...！あ、あの...おはようござm(日.田.菅「「「で、出たぁぁぁぁぁぁぁあ！！幽霊ぃぃぃいぃぃぃい！！！」」」



『ゆ、幽霊とは失礼な...』

影「Aさん...！おはようございます！来てくれたんすね！！」






なかなかに酷いことを言われる。

飛雄は愛してる(確信)






まあこんな暗い中、急にドアが開いて、前髪で顔見えない女が入ってきたらビビる...だって私もビビるし(((









体育館を見渡すと、翔陽、飛雄、スガさんに龍の姿が見えた。








...練習にしては人がいなさすぎる...、

...おおよそ、体育館出禁コンビの為に、スガさんと龍がひと肌脱いで、朝練前に体育館で練習しているのだろう。








昨日、翔陽が朝練付き合ってくれた人にどうのこうの言ってたしね...



驚く4人に近づき、挨拶をする。







『お、おはよう...翔陽、飛雄。ちゃんと来たよ...』


日「な、なんだ...Aかよ！！びっくりしちゃったじゃんか！！前髪も逆戻りしてるし！！」

『そ、それはごめん、ね...？』








少し怒っている翔陽を横目に、飛雄もらこっちへ来る。







影「前髪戻しちまったんすか？折角可愛かったのに」

『じ、実は、自分じゃ上手く出来なくて...、翔陽に、今日も頼もうと思って...』


日「そうだったのか...！後でやってやるからな！！」

『うん...』








翔陽と飛雄と話していると、スガさんと龍もこっちへ来た。







『お、はよう...ございます、スガさん、龍』


菅「...その声ほんとにAなのか？てか2年ズの言う通りの前髪...」

田「てかA、日向達と知り合いだったのかよ？！」

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