カラスが32羽 ページ34
夢主side
リビングに入り、テーブルに突っ伏している仁花を見つける。
『た、ただいま...』
谷「Aちゃん...!!おかえりなさい!!」
私を見るなり、安心しきった表情になり私にぎゅっと抱きついてきた。
...相当心配かけちゃったなぁ。
何せ、時刻は19時半過ぎ。
普段なら仁花とご飯を食べている時間だが、今日は私が部活見学をしたため、こんな時間に帰宅してしまった
しかも、私が初めてこんな遅い時間まで外にいたのだ。
心配もするだろう。
『...ご、めんね、怒ってる...?』
谷「ううん...怒ってない。」
谷「連絡もこまめにくれてたし、部活見学で遅くなることも連絡してくれてたけど...Aちゃん帰って来ないの...寂しかった。」
少し涙目で顔が赤い。
や、やめて!そんな表情で上目遣いなんて...お姉ちゃん尊死しちゃう!!((
『...ほんとに、ごめんね?今日色んなこと...いっぱいあったの...。仁花にいっぱい、話したいこと、あるの...』
『ご、ご飯食べながら、聞いてくれる...?』
するとパアッと表情が明るくなる仁花。
谷「(Aちゃんが学校での出来事を話す?!ウルトラレア...!!)うん...!聞く!!いっぱい聞かせて!」
谷「てかちょっと待って。今気づいたけどAちゃん前髪ピンで留めてる...?!猫のピン留めなんてAちゃん持ってなかったし...あんなに顔見せるの渋ってたのに...!!...可愛いからいいけどね!」
谷地仁花、孤爪Aの従兄弟であり限界オタク
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色々話した。
翔陽と飛雄の事、前髪のこと、人見知りを治すと決めたこと、バレー部の事...いっぱいいっぱい話した。
谷「ふふっ...今日のAちゃん、なんだか楽しそうに話すね!」
『そ、そうかな...?』
自分の頬を触る。
谷「うん!前髪もないから可愛い顔が見れるし、前より明るい感じがする!」
谷「Aちゃんの前髪留めようって提案した、翔陽くん?と、飛雄くん?はファインプレーだね!」
そう言いモグモグとご飯を食べる仁花。
仁花に話したいのは...それだけじゃない、マネージャーの事も話したい...
お箸を置き、深呼吸して真っ直ぐ仁花を見る。
『あ、あのね、仁花...!』
谷「うん?どうしたの、Aちゃん?」
『じ、実は...』
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死柄木朧(プロフ) - せんせー。さん» え、ありがとうございます!どこで式挙げますかね (2022年6月1日 21時) (レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
せんせー。(プロフ) - 死柄木朧さん» レス遅れて申し訳ない!!ありがとうございます!!!!結婚しましょう!!! (2022年6月1日 19時) (レス) id: 420ddb3e24 (このIDを非表示/違反報告)
死柄木朧(プロフ) - イラスト神すぎません?!いや神ですマジ羨ましい…結婚してくだs……すみません調子こきました (2022年4月10日 21時) (レス) @page2 id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
せんせー。(プロフ) - さくらもぉちさん» そう言っていただけるとモチベーションバク上がりします!!!! (2021年10月18日 14時) (レス) id: 34ba8f3c5f (このIDを非表示/違反報告)
さくらもぉち(プロフ) - イラストめっちゃ可愛いです。想像していた女の子の倍可愛すぎて悶えてます。 (2021年10月18日 1時) (レス) @page2 id: 00493a13a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:せんせー。 | 作成日時:2021年1月7日 5時