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8話目 ページ10

_4ヶ月後


カナエ「どう?Aちゃん!動かしにくいところは無い?」


私は手をグーパーしてみたり、指を動かしてみた


『はい!特に無いです!』


しのぶ「良かったです」





私は今蝶屋敷にいる

あの後冨岡さんは私を治療するために蝶屋敷に連れてきたのだ

なんとびっくり3ヶ月半も眠っていたらしい!!


どうやら私はかなりの重症で死ぬ寸前だったんだって
手術して何回も輸血して…いろいろ大変だったらしいよ

冨岡さんも胡蝶姉妹にも感謝しきれないです




カナエ「あ!そういえば冨岡くんが来てたわよ!ね、そうよねしのぶ?」

しのぶ「ああ…確かに来ていたような…」


『えっ!本当ですか!!』

お礼言わなきゃ!!



しのぶ「では呼んできますね」


そう言って2人は部屋を出ていった






『はあ…』

1人になった途端に大きなため息が口から出た


やっぱり、まだキツイ

どうしても1人になると涙が溢れてきそうになる


でも冨岡さんが来るんだからちゃんとした顔でいなくちゃ!


そう思って頰をバチンと叩く





冨岡「久しぶりだな」


『!?…と、冨岡さん!!』

音もなく現れた冨岡さんにびっくりする

扉閉め忘れたのかな


冨岡「調子はどうだ」


『あっ!え、えと…順調に回復してます!!』


冨岡「…そうか」

冨岡さんは少し微笑んでいた


冨岡「どうする」


ん?何が?

『え?何がですか?』


冨岡「これからだ」

あっ…そうだ…どうしよう…何も考えてなかった


私が返答に困っていると冨岡さんが真剣な表情になった


冨岡「親戚はいるのか」

『一応います…』

でもあんまり会ってないからほぼ赤の他人なんだよね


冨岡「そこに行くのか」


『うーん…どうでしょう…』

行かなきゃいけないのかな…行きたくないんだけど

でも、それしか方法ないよね


冨岡「お前は選択肢が2つある」

そう言いながら右手で2のポーズをとる

なんだろう



冨岡「鬼殺隊に入るか、親戚の家で普通に暮らすか」


__……


驚きもしなかった

なんとなく分かっていたんだと思う

私の選択肢は1つだけだ









『鬼殺隊に…入ります…』

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Ayacchi☆ - 土方雷羅(偽名)さん» ま、まさかあなたは…夜兎のチャイナ娘ですか………!?ありがとうございます!!!!間が開いてしまいましたが、これからも頑張るアル!!笑笑 (2020年12月25日 17時) (レス) id: 1d8773961c (このIDを非表示/違反報告)
土方雷羅(偽名) - この話好きアル!更新頑張ってネ! (2020年12月25日 15時) (レス) id: e501354a5d (このIDを非表示/違反報告)
Ayacchi☆ - ありがとうございます!!更新頑張ります!!! (2020年9月3日 18時) (レス) id: 1d8773961c (このIDを非表示/違反報告)
鬼滅×暗殺教室Love - めっちゃおもろい!頑張って! (2020年8月28日 17時) (レス) id: 08667bfa8e (このIDを非表示/違反報告)
あやっち☆ - ありがとうございます!!更新頑張ります!!! (2020年2月23日 23時) (レス) id: 1d8773961c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ayacchi☆ x他1人 | 作成日時:2019年12月12日 14時

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