37話目 ページ39
すぐに仕留められるならそれでいいけど、
そうじゃないなら不意打ちを狙え
相手が油断した時に
まっすぐ、首を
馬鹿正直に行ってもダメかもしれないから
鬼「おや?どこに行ったんでしょう…」
鬼は私を見失ったようでキョロキョロ周りを見回している
鬼(困りましたね…彼女は非常に厄介な存在だ。実力がよく分からない以上無闇に突っ込むことはできない。全方位を警戒しないと…)
ガタッ
痛!!!
ふー…声たてなかった…偉いわ私
壁にぶつけないけないようにしないと
う〜…肘がジーンってきた…
『!』
気配がする
たぶんこっち来てる…
鬼「どこでしょう…仲間を頂けば出てきますかね?まぁ若い方でしたから怖くて泣いているんだと思いますが笑笑」
そう言って鬼は死体の場所に戻ろうと踵を返した
ゴトッ
鬼「………え?」
『私そんなに弱くないから。さっきまで警戒してたのに、油断しちゃダメだよー!!』
鬼「………え?あれ?首…」
鬼の首は、鬼が気付く前にもう斬られていた
鬼「気配がしなかったのに…一体どこにいたんですか!?」
そこまで言ってハッと洋灯を見る
『そうだよ正解』
私は西洋の灯りをトントンと優しく叩いた
高さは義勇さんの身長くらい
しかし細さは私の親指くらいだ
淡い光すら放っていないその洋灯は1番上に本来なら明かりを灯すであろう丸い笠があった
たぶん中に蝋燭を入れるのかな?
てっぺんは少し平らになっている
鬼(まさかこの洋灯に乗っていたのか!?こんなに細くて、足場も赤子の拳くらいの大きさしかないというのに!?私に気配を気づかせなかったということは…少しも揺れなかったことになる…この洋灯の足元自体がしっかりしているわけではないから、体幹が………)
信じられないというような目で私を見ながら、消えた
まぁぶるんぶるんしそうでギリギリだったんだけどね
体幹鍛えといてよかったー!
…ま、コイツは自分の力を過信しすぎだね
私が体幹ガバガバだと思った?
あ、倒したからとりあえず報告しなきゃ
カタッ
『ん?』
今誰か通った?
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Ayacchi☆ - 土方雷羅(偽名)さん» ま、まさかあなたは…夜兎のチャイナ娘ですか………!?ありがとうございます!!!!間が開いてしまいましたが、これからも頑張るアル!!笑笑 (2020年12月25日 17時) (レス) id: 1d8773961c (このIDを非表示/違反報告)
土方雷羅(偽名) - この話好きアル!更新頑張ってネ! (2020年12月25日 15時) (レス) id: e501354a5d (このIDを非表示/違反報告)
Ayacchi☆ - ありがとうございます!!更新頑張ります!!! (2020年9月3日 18時) (レス) id: 1d8773961c (このIDを非表示/違反報告)
鬼滅×暗殺教室Love - めっちゃおもろい!頑張って! (2020年8月28日 17時) (レス) id: 08667bfa8e (このIDを非表示/違反報告)
あやっち☆ - ありがとうございます!!更新頑張ります!!! (2020年2月23日 23時) (レス) id: 1d8773961c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ayacchi☆ x他1人 | 作成日時:2019年12月12日 14時