29話目 ページ31
＿数週間後
『雪の呼吸
壱ノ型 雪月花
弐ノ型 雪崩颪
参ノ型 粗雪
肆ノ型 氷雪舞い
伍ノ型 八重吹雪
陸ノ型 雨露霜雪
…よし、完璧！！！！』
あれからなんとか私だけの呼吸を作り上げた
そしてずっと練習をしていたのだ
明日は最終選別
…どうしよう、すごい緊張する
大丈夫かな？
…うん。大丈夫。絶対大丈夫
そう思わなきゃ心臓潰れる！！
冨岡「緊張しているのか」
『…っは、はい…ものすごく』
こんなので緊張していたらこの先やってられないぞ、とか思うよね…
まずは生き残らなきゃだし
冨岡「Aは実力がある。…だから必要はないぞ」
『はい。皆さんが教えてくれたことが無駄にならないように頑張ります！！』
私がそう言うと冨岡さんは頭を撫でながら微笑んでくれた
冨岡「今日は街に出よう」
『…え、良いんですか？鍛錬は…』
冨岡「大丈夫だ」
＿＿
＿
『わあ！これ可愛い！！あ！これも！』
今私は簪屋に来ている
最終選別頑張ってこい、という気持ちを込めて義勇さんはなんでも買ってくれるみたいだ
ちなみに義勇さんは店の外で待っている
女性ばかりで入るのに抵抗があるそうだ
うーん…でも、無い！！
ここには欲しいもの無い！！
直感で分かる。ときめかなかったもん
そう思って店を出て義勇さんのところに来たが、いなかった
『え？あれ？義勇さん？』
辺りを見回すと突然後ろに気配がした
『！…あ、義勇さん！どこ行ってたんですか！！』
冨岡「Aに合う羽織を見つけた」
『ああ…だからその店に行ってたんですね？』
私がそう言うと「ああ」と、頷いて買った羽織を見せてくれた
『わあ…可愛い…』
その羽織はまるで雪のようだった
上の方は白で下の方は水色。だんだんと色が変わっている。
そして、下の方にさまざまな大きさの雪の結晶が刺繍されていて美しい
冨岡「この羽織を売っていた店の店主が何故かこれもくれた」
そう言って見せてくれたのは、桃色のりぼん
『可愛いです！！本当にありがとうございます！！』
冨岡「簪はいいのか？」
『はい！私にはこっちの方が価値がありますもん！！』
私がそう言うと義勇さんは微笑んでくれた
この羽織は最終選別が終わった後に着よう
だから、この羽織に腕が通せるように頑張ろう
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Ayacchi☆ - 土方雷羅(偽名)さん» ま、まさかあなたは…夜兎のチャイナ娘ですか………！？ありがとうございます！！！！間が開いてしまいましたが、これからも頑張るアル！！笑笑 (2020年12月25日 17時) (
レス) id: 1d8773961c (このIDを非表示/違反報告)
土方雷羅(偽名) - この話好きアル！更新頑張ってネ！ (2020年12月25日 15時) (レス) id: e501354a5d (このIDを非表示/違反報告)
Ayacchi☆ - ありがとうございます！！更新頑張ります！！！ (2020年9月3日 18時) (レス) id: 1d8773961c (このIDを非表示/違反報告)
鬼滅×暗殺教室Love - めっちゃおもろい！頑張って！ (2020年8月28日 17時) (レス) id: 08667bfa8e (このIDを非表示/違反報告)
あやっち☆ - ありがとうございます！！更新頑張ります！！！ (2020年2月23日 23時) (レス) id: 1d8773961c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ayacchi☆ x他1人 | 作成日時：2019年12月12日 14時
