【参加企画】鬼人隊の日常【鬼滅の刃】 (ページ10)

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壱:人の朝、鬼の夜*暇人ページ10

瑠璃sied

お初にお目にかかります。私、祇園菜々美(ぎおんななみ)と申します

さて現在の時刻は昼、人間に混じって過ごしています。

人の世は素晴らしいですね。大変美味な甘味がたくさんありとても嬉しいです

蜜璃「菜々美ちゃん！次は此処行かないかしら？」

菜々美「そうですね蜜璃さん。」

この方はご存知の通り恋柱の甘露寺蜜璃さん。甘味処行く仲です

私は半鬼なんで一応胃袋は大きいです。彼女も大きいので一件にずっといるのではなくハシゴします

今きたお店は「甘味処、柚庵」というお店、此処は大福が美味しいお店です

蜜璃さんは桜餅を10個、私は餡子餅、みたらし団子、黒胡麻大福を3個ずつ食べています

菜々美「蜜璃さん。桜餅だけではなく他の甘味も食べたらどうです？美味しいですよ」

蜜璃「だって美味しんだもん！」

いや、、、、今まで三軒行ってずっと桜餅10個ずつ食べてますよね？

流石に味に飽きるのでは？

蜜璃「菜々美、もうすぐ夕刻ね！今日私非番なんだけど今日暇かしら？」

確か今日は鬼人隊に戻って当主に報告する日だったよね…

報告し終わったら鬼舞辻無惨から人を喰えって言われてるんでしたっけ？

なんて面倒な…鬼人隊がどれだけ人間と鬼にとって重要か分かっておいでて？

鬼人隊は部下では無いんですがね

菜々美「申し訳ないですが今夜予定入っていまして…」

蜜璃「そうなの？残念だわ…また今度一緒に甘味食べに行きましょう！」

菜々美「分かりました。予定がついたら教えてください」

蜜璃「えぇ！必ず！」

菜々美「ではまた。"いつか"」

蜜璃「えぇ、"いつか"」

鬼殺隊では「生」を保証されない。つまり何時死にゆくか分からないのだ。だから絶対に「明日」や「後日」と決まった事は言えない。

さて解散しましたし当主にご報告しますか