第三十一話 声変わり ページ36
律佳「只今戻りました。
さぁどうぞ？慣れない車で大変だったでしょう？」
伊吹「康太はみなさんを姉妹の共同スペースまでご案内してくださいな。
自分たちはお母様に挨拶してから参りますので。」
シンプルながらも豪華さを感じさせる扉に手をかけ微笑んでいるツインズ。
絵になるけど、内容はあまり聞きたくなかった。
漆矢「相変わらず人使い荒いなぁ…
ああ言われたし、案内するわ。こっち。逸れんなよ？」
指を差された方向に目をやると正面に見える建物より小さめのものが見えた(十分大きいけど)
さっさと歩く康太に置いて行かれないように早歩きでついていく。
東「康太はさ、なんでツインズと仲良いの？伯母さんってことは親戚？」
漆矢「ん〜親戚っちゃそれで終わるんだけどさ…
うちの母さんさ、親父と結婚するために親子っーか一族と縁切ったらしいだよね。
それでも、伯母さんは全然気にせずに付き合ってくれたらしくてさ…」
このくらいしかオレは知らねーんだけど！
そう笑って話す康太は凄く大人っぽく見えた。
木須「ツインズのお母さんはいい人なんだね。」
漆矢「まぁな！人が良いのはツインズに伝染してるからな。あ、着いたぞここがツインズの部屋がある東棟。」
中は入ったことあると思うぞ？と扉に手をかけ開ける
叢雨「いらっしゃいませ、ご友人の皆様。
お嬢様方は先程戻られお部屋にいらっしゃいます。
皆様は談話室までお通しせよと通達を頂いておりますので、ご案内致します。」
扉の向こうには優雅に微笑んでどうぞと手を向ける叢雨さんがいた。
ちょっと待って、声変わってない？
東「テノーレ・レッジェーロ…」
『あやっち！？今なんて言った？』
東「声の種類です。初めてお会いしましたが…
実在するんだ」
叢雨「ｸｽｯ…珍しいですからね。
それと、東彩矢さんは博識でいらっしゃる。
普通、
ゆったり歩きながら微笑む叢雨さんがただのイケメンに見える
漆矢「兄さんがただのイケメンに成り下がってる…」
叢雨「成り下がる、という表現は頂けませんね…
さあ、着きましたよ。今は皆様もこちらにいらっしゃいます。
お嬢様方はすぐ来られるので、少々お待ちください。」
扉を開け中に入るように促す叢雨さん。
『あ、ありがとうございます…』
叢雨「お気にせずに、仕事ですので。」
中はとても騒がしかった。ちょ、フォーク飛んできた！？
続く
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理佳(プロフ) - おもちぃさん» ありがとうございます、おもちぃさん！はやｗｗ質問承りました！！ (2016年10月11日 23時) (携帯から) (
レス) id: bd69057826 (このIDを非表示/違反報告)
おもちぃ(プロフ) - ツインズが生まれたきっかけｗｗｗｗｗ (2016年10月11日 22時) (レス) id: 353bc648c2 (このIDを非表示/違反報告)
理佳(プロフ) - おもちぃさん» ありがとございます、おもちぃさん！！執筆頑張ります！！！ (2016年9月14日 0時) (携帯から) (レス) id: bd69057826 (このIDを非表示/違反報告)
おもちぃ - モデルが･･･モデルが･･･ｗｗｗいいね面白い！ (2016年9月14日 0時) (レス) id: 353bc648c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：理佳 | 作成日時：2016年9月13日 23時
