【ＳＥＲＶＡＭＰ】部屋に知らない人が居ました。【逆トリ】

第二十一話 テスト爆発しろ 三枝木side ページ25

テスト。全国の学生、敵。
特に定期 テストは、マジで敵。死ぬ。

先生「来週からテスト期間だからな〜ちゃんと勉強しろよ〜。
特に赤点ギリギリ常習犯の三枝木と漆矢！！お前らは大会と補習被るからな？」

三枝木「先生テスト当日休みます！！」

先生「特別指導行きだからな？漆矢は魂出るような声出すな。煩い。
んじゃあ、ＳＨＲ終わり。号令」

「起立、気をつけ、礼」

「「ありがとーございました」」

放課後、テスト期間のため部活は禁止。

三枝木「そんなこと知ってるけどさ！！部活したい！
ひ弱な男子どもを背負い投げたい！！」

子供のように駄々を捏ねる三枝木と既に顔が死んでいる漆矢。
この２人は圧倒的に勉強ができないのだ。

東「落ち着いてまだ、時間はあるよ。」

三枝木「もう無理！！
sin、cos、tanなんて分かんないよっ！無理無理！！」

ポイっとシャーペンを投げて机に伏せる

『はいはい。無理っていう前に頭動かそうね。
あと、シャーペン投げんな。』

漆矢「あ“〜〜〜第五文型の書き換え？なにそれ？
ＳＶＯＯとＳＶＯＣ？知らん。」

木須「文型わかんないとか英文法全滅するよ？
大会でれなくなるよー！ほら起きて。手伝うから、魂仕舞って！！」

笹娃「「正に阿鼻叫喚」」

嘆く２人に宥める３人を見兼ねて本棚の奥からツインズが顔を出す。

律香「ここ、図書室ですよ？」

伊吹「静かにしてくださいませんか、追い出しますよ？
図書委員権限を行使して。」

『追い出す気満々じゃない。』

律香「当たり前じゃない、煩いんですもの。」

伊吹「他の利用者に迷惑が掛かりますので。
次騒いだら強制的に追い出しますから。」

木須「目が本気なんだけど？投げ飛ばすとかいわないよね？」

律香「それで静かになるのであれば致しますが…掛かってきますか？」

東「…丁重にお断りします。」

三枝木「掛かってこいやぁ！！」

笹娃「「テストパスしてからな。」」

いい加減にしろと言わんばかりの即答と笑顔で(精神的に)ノックアウトした三枝木。
他のメンバーは司書の先生に怒られました。

第二十二話　晴れのち曇ときどき雷雨→←第二十話　台風の目は意外と静か　律香side

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