【歌い手】裏切り【黒○】２！

第２４話 居る 霧夜サイド ページ11

カッターキャーをしちゃった次の日の朝

黄瀬くん経由でバスケ部のマネージャーになった私は赤司くんやさつきちゃんたちと登校していた。
今日は朝練が無くていつもよりゆっくり出来て上機嫌♪
でもね、あの女-ゴミ-が私たちの目の前を笑顔で通り過ぎていったのは腹が立った。何よ、所詮ただの女-クズ-の癖に何でまだ居るの。


授業もちゃんと受けて昼休み。
バスケ部の皆とお弁当を屋上で食べていたら下から笑い声が聞こえてきた。

赤司「騒がしいな。」

黄瀬「そうっスね。でも気になるっス！」
緑間「なんだあいつらは？校内で見掛けたことがないな。」

緑間くんは頭もよくて記憶力も信頼できる。そんな緑間くんが覚えていない。
怪訝に思ったのか赤司くんや私たちも釣られて笑い声の主を探す。

霧夜「ぁ、あれって・・・まさか？」
視線の先に居たのは大笑いしているイケメンと凄く不機嫌なA-クズ-。
無意識のうちに腕に力が籠ったのだろうか、自分で着けたキズが痛み顔をしかめる

紫原「あれ〜ヒメちん、どうしたの〜」

第２５話 理由→←第２３話 ミス●ィオとファ●タ

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す