2 迷い子 ページ3
Side ひとらんらん
いや、久しぶりに前線に来てみたけれども、シャオロンとか強すぎじゃね？なんか俺の敵少ないし。
暇だな、何て思っていたら一般人？がいた。そして目の前でコケた。
…うん、きれいだな。そして可愛い。アルビノ、のようで髪は白く、目は赤い。俺が惹かれたのも無理は無い…？
いやいや、惹かれて…なんて無い。第一俺は軍人だから恋愛禁止だし。そんな事頭では分かっているはず。もっと鍛錬しないと…
とりあえず近づこうとした時、相手の銃弾がそっちの方向に！
ht「危なっ！？」
思わず俺は刀で銃弾を弾いた。
ht「大丈夫…っと。」
俺の顔をみた瞬間、彼女の目から涙があふれだした。俺が何かやった…！？
ht「と、とりあえず人のいない所で…！」
俺はインカムのボタンを押した。
ht「郊外で少女を一人保護したよ。とりあえず俺は前線から抜ける。」
《りょーかい〜》
俺は少女を抱き上げて、後ろの方へ下がった。少し震えている。
ht「えーっと、君の名前は？」
目線を合わせて、ゆっくり話す。大先生に教えてもらった事が、今ここで役に立つなんて…
『A、です』
緊張しているというか、安心と戸惑いがある様な？
ht「分かった、Aちゃんね。俺の名前、分かる？」
まあ俺もそれなりに隊長やってるし、わからないならこの国の人間ではない…と思う。
『すいません…分からないです…』
って事は他の国からの迷子？周りはａ国、R国があるけども…
ht「次、ａ国、R国って名前に聞き覚えは？」
『無いです…』
？どうやってここまで来たのだろう。我々国に来るためには、ａ国かR国を通らないといけないはず…
ht「そっか。ありがとう。俺はひとらんらん。長いからひとらんって呼んで。」
『はい、ひとらんさん。よろしくお願いします。』
あとは、インカムで言ってから戻るか。俺の出番無いだろうし。
ht「少女を連れて戻るよ。」
《わかった、気をつけて帰れよ！》
ht「了解」
Aちゃんを見ると、周りを見渡していた。ここに来るのは初めてなのかな？
ht「じゃあAちゃん、お城へ行こうか。」
『わかりました。』
まあ、グルさんに言えばなんとかしてくれるだろう。城の方向は…こっちだ。
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あずきのもち - めっっっちゃ面白いです!名前がたまにシオンになってますよ(ｺｿｯ)更新頑張ってください! (2021年2月28日 12時) (
レス) id: 75926fbc85 (このIDを非表示/違反報告)
世阿弥 - おもろいです 更新頑張ってください応援してます！！ (2020年12月29日 22時) (レス) id: 6e54989a60 (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 面白いです^^*頑張ってください (2020年12月15日 9時) (レス) id: 923b872494 (このIDを非表示/違反報告)
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