11 迷い ページ12
Side ロボロ
大先生とシャオロンがゾムに向かって突っ走ると同時に、俺は弓矢を構える。
rbr「……ゾム……」
ゾムが暴走すると、何か心の底で感じることがある。
でも、いつもそれが何か分からなくて……
それでも、弓を放つ事が、俺にできる精一杯のことだと思うんだ。
だから……
rbr「……あれ……？」
弓矢を持つ手に、力が入らない。
何故？
俺は援護をしないといけない。大先生とシャオロンが頑張ってるっていうのに、俺は何をしているんだ？
ht「Aちゃん！」
……そうだ、Aちゃんっていう……子が、危ないんだ……だけど……
rbr「……俺……」
この気持ちは……？
ゾムが怖い、のか……？
いや、違う。いつもゾムはあんな調子だし、正気に戻った後にいつも謝ってくれる。
それとも、ゾムを傷つけたくない？
内ゲバだって沢山してるのに……？
大先生達からのプレッシャー？
何時もと違う緊張感？
……分からない……？
ut「ロボロ！」
考え込む俺の耳に大先生の声が聞こえた、と同時に。
目の前にはゾムが居て。
俺に、ナイフを──
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あずきのもち - めっっっちゃ面白いです!名前がたまにシオンになってますよ(ｺｿｯ)更新頑張ってください! (2021年2月28日 12時) (
レス) id: 75926fbc85 (このIDを非表示/違反報告)
世阿弥 - おもろいです 更新頑張ってください応援してます！！ (2020年12月29日 22時) (レス) id: 6e54989a60 (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 面白いです^^*頑張ってください (2020年12月15日 9時) (レス) id: 923b872494 (このIDを非表示/違反報告)
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