7 北山side ページ7
タマに連れてってもらったお店につくと
「連絡ありがと〜これがひろこちゃん？」
ひろこ？
玉「そうそうひろこちゃん！
ガヤの好きそうな感じにしたいんだけど…」
タマからの目配せ。
つまり、「ひろこ」として振舞えってことだ。
「オッケー！任せて」
この女はどういう知り合いなのだろうか。
試着室にぶち込まれて何着か着せ替えられた。
試着室から出る度に定員が
「かわい〜〜」
とはしゃぐ。
悪い気はしない。
ある程度決まったらしく、
「これ着てきな」
と言われた服に着替えていると
俺の携帯が震えていた事に気づく。
藤ヶ谷だ。
北「あれ、藤ヶ谷どうした？」
藤「宏光、今どこだ」
北「え、今〜？」
ここなんて店だっけ？
玉「ミツまだー？」
わわわ
北「ちょっと待ってて！！
あ…ごめんね、太輔、」
藤「今どこだって聞いてんだけど」
太輔、機嫌悪い。
北「えっと〇〇って…あ、ちょ、」
タマが急に試着室の中に入ってきた。
ニコって笑って俺の携帯を取って携帯を切った。
北「何すんだよ！」
玉「ホラ、きっとガヤも待ってるからさ、早く着替えよ？」
携帯…取り上げる必要あった？
北「わかったよ」
玉「あ、可愛いじゃん！バッチリだね。
じゃあそれ着て。
えーと、あとコレとコレもお願いしまーす」
北「へ？なんで？」
玉「似合ってたからさー。プレゼント」
北「ありがとう…」
「キャーひろこちゃん可愛い！
なんか髪と顔もやりたくなってきちゃった。
あ、もしもし？今から店来て」
急に定員さんが電話し始めた。
「私の妹美容師だから、全部やってもらお！」
北「は、はあ」
五分くらい待つと、妹さんが到着した。
そこからは鬼のようなスピードで髪やら顔やらをいじられた。
さすがプロ。
髪は巻いてもらって、ハーフアップ。
顔はそんなに濃くなくて、綺麗に可愛くしてもらった。
北「うわ〜ありがとうございます！」
玉「ありがとう〜
よしよし、じゃあこのままガヤんちいこうか。送るよ」
店を出ると
見慣れた車。
玉「王子様到着みたいだね」
あ、
ヤバい。怒ってる。
太輔がこっちに近づいてきて、俺の腕を引っ張った。
藤「タマ、世話になったな、ありがと」
ありがとうって顔じゃないんですけど。
玉「いいえ〜じゃあねミツ」
無理やり車に乗せられたから、窓を開けて
北「タマありがとー！」
そう言うと太輔は車を走らせてしまった。
続く (更新停止中)
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なな - 最近見始めたのですがとても面白いです！ 続きが気になります、、、 (2021年7月29日 21時) (
レス) id: 098f1a119e (このIDを非表示/違反報告)
チョキピース - ものすごく面白いです！！ 早く次も見たいので早めに更新してくれませんか？ (2019年2月13日 17時) (レス) id: a51faaedf3 (このIDを非表示/違反報告)
ののちん(プロフ) - 未来さん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ可愛いと思います(*´ｰ`*)きっと可愛いんだろうな〜と思いながら書かせていただいています。ご指摘ありがとうございます。次の更新と同時に書き換えますね！ (2017年7月19日 9時) (レス) id: b9f5ffd182 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 初ｺﾒです｡女の子になっちゃったﾐﾂは､絶対に可愛いですよね!?(^^)続きも楽しみに待っていますね!?(^^)それと､5が2つあるような気がするんですけど､私の気のせいだったら､ｺﾞﾒﾝﾅｻｲm(._.)m (2017年7月19日 1時) (携帯から) (レス) id: 546aa22f8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ののちん | 作成日時：2017年6月21日 20時
