第四話. ページ5
「ふぅ〜、やっぱ屋上は気持ちがいいね!」
お弁当を食べ終わった後、
私は背伸びをしながらキヨに言った。
キ「…あぁ、そうだな」
「…ん?何かいつもより元気なくない?」
いつもより声に張りがない気がする…
キ「…お前は好きな奴とかいんの?」
「え、好きな人?うーん…」
いきなり何を聞いてきたかと思えば、
好きな人の話だった。
そういや私、今までそんなこと一度も考えたこと無かった。
キ「…いや、やっぱいーわ!考えるって事は好きな奴いねえんだな笑」
「うん…そうなのかも!エヘヘ」
((ギュッ
突然暗い視界と、キヨの制服の柔軟剤の匂いに包まれた。
キ「…なあA」
耳元で聞こえるキヨの声。
え…待って、私……
キヨに抱きつかれてる〜〜っ!?((今更
「ね、ねえキヨ?離しt…」
キ「…俺、Aの事好きだわ」
…はい?
私の聞き間違いじゃなかったらだけど、今私に…
…好きって言ったあぁぁ!?
「カアァァァァ…///」
照れてるせいか顔が熱くなってきた…///
キ「…なーんてな。…って、え、お前顔赤くねえか?…もしかして、俺の言葉に照れたとか?ニヤニヤ」
キヨが赤面する私の顔を覗きこんできた。
「わわっ!べっ、別に照れてなんかないしっ!///」
てかあの後で冗談とか言われたら、
少しでも信じた自分が余計に恥ずかしい…///
キ「本当かー?だってゆでダコみてえな顔してるぞ?笑」
ゆ、ゆでダコ……!?!?
「ゆ、ゆでダコ…?!///」
ほんとムカつくんだからー(`3´)プンプン
((キーンコーンカーンコーン…
「あ、予鈴なっちゃった」
キ「んじゃ、そろそろ戻るかー」
私とキヨはベンチに置いたお弁当を持って、
一緒に教室へ戻った。
キ「可愛すぎんだよ、お前は。((ボソッ」
キヨが後ろでそんな事を言っていたとは知らずに。
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お久しぶりの更新、お待たせしました!!
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西 - この方角に福があるはずです
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甘堕 - 藤井ミユ*さん» 久しぶりの浮上!最近テストやら初めて買ったスマホやらで忙しくてなかなか顔がだせなかったぁ!まぁ、ミーちゃんのファンであることは変わりないんだけどね。更新頑張ってね! (2018年6月1日 20時) (レス) id: f4cd441636 (このIDを非表示/違反報告)
藤井ミユ* - 甘堕さん» フレンドあるあるだww (2018年5月10日 23時) (レス) id: 9becbdb7e3 (このIDを非表示/違反報告)
甘堕 - 藤井ミユ*さん» 一分前までオンラインでした。の文字を見た時の悔しさ。 (2018年5月10日 19時) (レス) id: f4cd441636 (このIDを非表示/違反報告)
藤井ミユ* - 甘堕さん» おけー!!グッ☆ (2018年5月8日 22時) (レス) id: 9becbdb7e3 (このIDを非表示/違反報告)
甘堕 - 藤井ミユ*さん» 繋がってる繋がってる!よろ! (2018年5月8日 22時) (レス) id: f4cd441636 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藤井ミユ* | 作成日時:2018年4月23日 18時