検索窓
今日:2 hit、昨日:46 hit、合計:515,976 hit

171 ページ9

「最近、安室さん全然来ないですね…」

「そうね…」

「忙しいんですかね?事務所にも全然顔出さないし…。」

「もうおじ様よりバンバン依頼入ってるんじゃないのー?
実際どうなの?梓さん。」

「分からないの、この前お店に突然連絡が入ってから…それっきり。
その時の声がもの凄く暗かったから何かあったのかと思って…。」

「このまま…辞めちゃったりしないよね?」

「蘭、何言ってんの⁉え、何で⁉」

「何となく…」

3人は普段、安室が立つ事が多かったカウンターを見やった。
そこに、彼の姿はない。







あれから何日経ったのだろうか。
それすら記憶に無い。
組織に潜入してから、ここまで長く警察庁に居た事があっただろうか。

警察庁内部も、それはそれは対応に追われた。
いつもの比でない位の、忙殺ぶりと言っても過言ではなかった。
無理もない。
何しろ被疑者は、この警察庁を牛耳っていた幹部の一人だったのだから。
少しの膿も残してはならない。
半端な捜査は許されない。

組織の方は、怖い位に動きは静かだった。
組織のメンバーではないが、組織と直接連絡が取れる程の位置にいた鮫島の逮捕は、組織にとっても心穏やかではないだろう。
キュラソーの時の様に、また何か仕掛けてくるかもしれない。
その対策や迎え討つ作戦を練るのにもまた、公安警察は忙殺の日々だ。

172→←170.5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (792 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1165人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 降谷零 , 安室透   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

虎鉄(プロフ) - まみこさん» まみこ様、私こそ深夜にすみません!こちらにまで涙。一気読み+コメントする時間まで割いて下さり本当に有難うございます!松田氏なりに降谷氏とは違う道を進むのでお付き合い下されば嬉しいです。大切に書いた話なのでそう言って頂けて感無量です。 (2022年7月24日 0時) (レス) id: 4e898d55ea (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - 応援してます!!本当にこの作品は神です!! (2022年7月16日 1時) (レス) id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - こんばんは!!真夜中にすみません💦一気読みしました!マジで感動しました!!あー、夢主ちゃん良かったね!!と、保護者のような気持ちで読んでましたねw松田さんのほうも読んでます、頑張ってくださいね!! (2022年7月16日 1時) (レス) id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
虎鉄(消えた捜査官松田ver作成中)(プロフ) - ひゆめさん» ひゆめ様、一気読みのお時間頂戴しまして……!かつコメントまで下さり本当に有難う御座います。クロサギ懐かしいですよね(^^)当時は全く意味分からんまま見てましたが笑。読んで下さってありがとうございました(^^)!2と合わせての返信で失礼します。 (2022年6月12日 10時) (レス) id: 4e898d55ea (このIDを非表示/違反報告)
ひゆめ(プロフ) - 同じく一気読みしました!!クロサギ懐かしいと思いながら進めていたら凄く惹き込まれました。とても面白かったです。 (2022年6月12日 0時) (レス) @page50 id: 141a54d8d9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:虎鉄 | 作成日時:2018年6月2日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。