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「家どこだ」

「あっち、」

かろうじてある意識の中どんどんと質問に答えてく


「俺の家と近えかもな」

「ん…、」

一定のリズムで揺れるのと
影山さんの、柔軟剤の匂いが心地よくて
ゆっくりと目を閉じる


そこからの記憶は何一つなくて
起きた時に見えたのは見覚えのない部屋だった



「へ、…」

ガバッと起きるとまだ熱があるのかクラクラとする


「起きたか?熱は?」

「えっ、あ、…え?」

目の前には影山さんがいる
てことはここは影山さんの家なのか、


「えーっと、お前そのまま寝ちまったから
俺の家連れてきた。」


「え、ほんとに、すいません!
私帰ります!!」

「何言ってんだボゲェ。まだ熱あんだろうが。」

寝てろ、とベッドに座らせられる。

「でも私インフルエンザかもなん
伝染ったら大変です…」

「なら俺が病院に連れてく。
だから、ほら。乗れ」

と、また背中を出してくる影山さん

「ほんとに、悪いので…っ、大丈夫です」

「いいから、早くしろ」


ギロッとこっちを向かれしぶしぶ背中に乗る
影山さんて意外と強引だなー…


「お前、保険証持ってるか?」

「あ、はい。」

カバンを漁って財布の中から保険証を取り出す
はい、と影山さんに見せると影山さんはそれを受け取った


「お前伊藤Aって言うのか」

「あ、はい」

「じゃあ、A。乗れ」


A……?
影山さんは確かにAと言った


「俺は影山飛雄だ。」



影山さん、飛雄って名前なんだ…


「…飛雄!」

「呼び捨てすんな」

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月廻@岩ちゃんって何であんな男前なん?(プロフ) - 完結おめでとうございますヽ(;▽;)ノ!この作品、本当大好きでした!完結してもずっと大好きです!!続編、どれも本当おもしろそう!楽しみにして待ってますねっ! (2016年3月31日 16時) (レス) id: 8ce2ee2391 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃる子。(プロフ) - ゆいにんじんさん» ありがとうございます!ツッキーですね!了解しました(* ・v・ *) (2016年3月30日 8時) (レス) id: 1a4f5d57e0 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃる子。(プロフ) - アヤさん» ありがとうございます!嬉しいです(;_;)国見くんですね!コメントありがとうございます! (2016年3月30日 8時) (レス) id: 1a4f5d57e0 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃる子。(プロフ) - 神楽さん» ツッキーですね!コメントありがとうございます!(*゚▽゚*) (2016年3月30日 8時) (レス) id: 1a4f5d57e0 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃる子。(プロフ) - 通りすがりの高橋さん» すごい嬉しいですヽ(;▽;)ノ及川さんですね!了解しました(*゚▽゚*) (2016年3月30日 8時) (レス) id: 1a4f5d57e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃる子 | 作成日時:2016年2月11日 20時

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