中也からのお願い ページ5
乱歩さんに云われた場所は迚綺麗で、私達二人には少し広い位の家だった。
『綺麗…!!』
目を輝かせて、色々な所を見る彼女を眺めていると、携帯がなった。
液晶画面に映し出された文字は、“蛞蝓”。中也だ。
「…何だい?私、今君と会話したく無いのだけど…。」
中也「一度だけで良い。Aと会って話がしたい。」
頭イカれてるの?私が許可するわけ無いのに。
「私が許可するとでも?」
そう云えば、少しの間、中也は黙った。
中也「お前も居て良い。マフィアはAを諦めた。俺自身、最後に一回だけ話がしたいだけだ…。頼む。」
以外にも、中也の声は優しさを含むような、真剣なような声で…。
「……はぁ。分かったよ。明日の昼、探偵社近くの個室レストランでだ。私も一緒に居る。」
そう云うしか何となくだけど出来なかった。
中也は、「恩に着る。」とだけ云って電話を切った。
「…Aちゃん。明日のお昼、中也と一回だけ会おう。彼方が望んでる。マフィアは君を諦めたみたいだし、彼奴も最後だと云っていた。私も傍に居るから良いかい?」
断られたら、如何しようなんて思った。
『……良いよ。』
案外、優しげな声で云われて、安堵した。
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作者名:カレン | 作成日時:2018年3月12日 20時