61話【推理小説のような展開】 ページ12
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リツ「じゃあ、アオリは…やっぱり遺体安置室で、協力者と狼について話し合っていたんだな…」
ユキナリ「はい…。そして…オサムさんに記号がついてないということは…アオリさんが話していた協力者が…オサムさんだったからなんです…」
ユキナリの発言に「!?そ、それは…」と呟きながら顔が青くなっていくオサム。
コウ「なるほど…」
リンタロウ「確かに…。他のメンバーは、全員記号がついてるのに…オサムさんだけ何も記号がないのは怪しいね〜♪」
ユキナリ「オサムさん…あなたがアオリさんの、協力者ですね?」
ミサキ「ほ、本当に…お、オサムさんが協力者なん…?」
コウ「…オサムさん。何か、言うことはあるか?」
オサム「…ふふふ…♪」
コウがオサムに質問すると彼は急に笑い始めた。
リツ「わ、笑ってる!?その反応は自分が狼だと認めたってことか…?」
オサム「ふふふ…♪」
リツの質問にも答えず笑い続けるオサムを気味悪がったのかリツは私の腕を掴み抱きついた。
リンタロウ「オサムさん!話聞いてるの〜?」
オサム「す、すいません…♪まるで推理小説のような展開で思わず興奮してしまいました…!」
サトル「こんな状況で、よくそんな事が言えるな…」
オサム「こんな状況だからこそですよ♪私はこんな小説のような世界にずっと憧れていたんです!」
こんな危機的状況でもこんな風に笑っていけるなんて普通の人から見たら狂気じみているんだろう。
その証拠にショウマが小声で「オサムさん…なんか、怖えーな…」と呟いているのが聞こえた。
コウ「とにかく、アンタはアオリさんの協力者…。つまり、今回の狼でいいんだな?」
オサム「もちろん……」
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兎妬 ぅさ子(プロフ) - …🥲 (8月26日 6時) (レス) @page31 id: 75fc25324b (このIDを非表示/違反報告)
空華(プロフ) - 夜長羅奈(ダンロンアンジー推し)さん» そう、なんですね? (2023年4月23日 23時) (レス) id: 15a75e7f42 (このIDを非表示/違反報告)
夜長羅奈(ダンロンアンジー推し)(プロフ) - 僕のオリキャラの声優なら、川田妙子さんですかね? (2023年4月22日 19時) (レス) @page24 id: 7cb21c9430 (このIDを非表示/違反報告)
空華(プロフ) - ユキシラさん» お久しぶりです〜!ゆっくりですが続編までいきました〜!亀更新ですが頑張っていきます! (2023年1月28日 7時) (レス) id: 15a75e7f42 (このIDを非表示/違反報告)
ユキシラ(プロフ) - お久しぶりです、「夜夜」だった者です!久々に見たら続編まで行っていてびっくりしました!!続き楽しみにしてます!! (2023年1月27日 23時) (レス) id: 15f2561c20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空華 | 作成日時:2022年3月8日 20時