No.06 ページ7
もう怪盗になろう。
あの人四六時中見てるのに何もできないのは嫌
だよ。
ということで。黒羽家に押し入ることにしまし
た。
神｢ということでじゃねーよ。｣
あらあら。神様にツッコまれちゃった☆
神｢神様としてじゃなく一人の人間として言わせていただくけど。あんたバカ？｣
『毒盛られてない？』
神｢うん盛ってる☆｣
黒羽家に押し入りました。
ピーンポーン ピーンポーン ピンポピンポピンポピンポピンピンポピンポピーンポーン
ガチャッとドアがあいて快斗が出てきた。
快｢誰だよ。｣
有無を言わさず家に入り込む。
押し入るって言ったでしょ。
あったあった。黒羽盗一の絵。触るとくるっと
どんでん返しが回って隠し部屋に入った。
快｢おいっ…！｣
快斗の声が聞こえるが無視無視っと。快斗が入
ってくるのを待つ。
どんでん返しがくるっと回って快斗も入ってき
た。
快｢おっおいテメー！｣
『警察にでも電話しますか？』
快｢…。｣
『ねぇあなた、怪盗キッドでしょ。』
快｢正体暴いて何する気だ。｣
あ。そういえばここに来て何しようとしてたん
だっけ。
快｢バカか。｣
『快斗にまで言われたぁーーうわあーーー。』
快｢勝手に家入ってきて泣くって何だよ。｣
『スイマセン。怪盗キッドって知ってたからどうしても行ってみたくてー。』
快｢オレキッドじゃねーんだけど。｣
『あー、もうバレてるので隠さなくていいですよ？』
快｢何だよ…。｣
ごめんなちゃい☆
『普通な者ですがよろしくお願いします。』
快｢ふつつか者じゃねーの？｣
『あー、それそれ。』
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