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No.01 ページ2
夜。塾の帰りに。
神様に会った。
変な部屋に連れてこられた。
神｢オレ神様ね。｣
神｢お前さ、死ぬ予定だったの。｣
『はぁ…。』
神｢でも時空が歪んだとかなんとかで死ななかったの。｣
『はぁ…。』
神｢神様ね。さすがに運命とかは決められるけど。｣
『…。』
神｢命を終わらせることはできないの。｣
『はぁ…。』
神｢だからさ。この世界では亡くなったことにして。転生してもらおうと思うの。｣
『はぁ…。』
神｢転生先どこがいい？｣
『はぁ…。』
神｢信じなかったら。｣
神｢どうなるかは。｣
神｢オレも知らないけど。｣
神｢(オレ下っ端の神様なんだよ…。)分かるね？｣
『はぁ…。』
神｢信じろよ？｣
『じゃあ。まじっく快斗の世界で。』
神｢神様やってるオレも結構変だと自覚してたけど。｣
神｢それを選ぶキミも結構…。｣
『言うな。』
神｢変だね。｣
『コノヤロ☆』
神｢ぷぎゃっ。｣
神｢まぁ。いいか。どこに行こうとキミの勝手だからね。｣
『早くしなさいよ神様。するならする。しないならしない。』
神｢強気だねぇ？ま。どーでもいいけど。(昨日徹夜したんだよ。早く寝てぇ。)｣
『早くしなさいよ。』
神｢はいはい…。じゃあ快適な空の旅へ行ってらっしゃーい。｣
『棒読みで言うもんじゃねぇ!!』
神｢はいはい行ってらっしゃい…。寝みぃ…。｣
『本音でてるぞ!?』
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