《学園アリス》Can you become Alice?《2》 (ページ24)

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「いいようっ僕のことなんて///」

「委員長のアリスは幻覚能力なのよ」

「へえーー

なんかちょっと見せて」

「えーじゃちょっとなら//」

「どーせあんた

この勝負負けるかもしんないんだし

今の内に勝利の幻覚でも創ってもらって

夢みさせてもらえば？」

「蛍…」

厳しいね…公爵夫人

「あんたがアリスかどうか

そんな事はどうでもいいけど

さっきみたいに自分の身一つ守れないのに

こんなゲーム受けて

少しは巻き込まれたこっちの迷惑も考えて欲しいもんね

アリスかどうか以前に

そんな足りない考えでやっていけるほど

ここは甘い所じゃないのよ

このゲーム

これ以上続けるきあるんなら

こっちに火の粉が飛ぶ前に

その甘えた根性何とかしてちょうだい」

「…蛍ちゃん」

大切にされてるねアリス

「き…気にしないで

蜜柑ちゃん

蛍ちゃんはきっと

蜜柑ちゃんの事心配してキツ言い方になったんだと思うし…」

ぐう～～～とお腹の音が鳴った

公爵夫人のらしい…

「ウチ……っ

お詫びに食料調達いってきますっっ」

「あっ蜜柑ちゃんっ」

アリスは食料調達にいってしまった

可笑しな娘

「＿＿＿＿蜜柑をどうするつもり？」

彼女は鋭い目付きで僕を睨む

「ほ…蛍ちゃん？」

「意味がわからないよ公爵夫人」

僕は笑ってみせた

「そのままの意味よ

3ヶ月も不登校だったのに

いきなり不自然に現れて

この森に同行しようとしたのは

何か理由があるんでしょ？

それに蜜柑ともう既に会っていたみたいだし」

「たまたまだよ」

「そんなわけ…」

「《たまたま》だよね？」

僕は彼女に能力を使った

「…そうね」

あまり追及されたくない

「蛍ちゃん…？」

答えに困る質問は嫌いなのさ