《学園アリス》Can you become Alice?《2》 (ページ22)

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＿8 ページ22

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「君が追いかけてくれさえすれば

僕が目的地まで導いてあげるよ」

＿＿＿アリス

「な…っ！？」

「白兎さん？！」

「どうして新入生なんかに…手をっ」

「珍し…」

トランプ達は慌てふためいている

「いいよね

＿＿＿"チェシャ猫"君？」

"君の了承なんていらないけど"という皮肉を含めて言ったのを察したのか

彼は舌打ちし睨みを効かした

そーいう所が猫っぽいよね

「と言うわけで

＿＿＿＿よろしくね」

「こ…こちらこそよろしくな/////」

僕が危険だと判断しない限り

手は貸さないけれど…

「み蜜柑ちゃんっ

ぼ…僕もいくよ！」

「いいんちょ～！」

僕や帽子屋が興味を示している娘に

「白ウサギ

…邪魔すんなよ」

鋭い君がより興味を持たないわけがないよね？

「それはできない約束さ

先約があるのでね…」

彼女が委員長と話しているのを背に

僕達はお互いを牽制し合った

彼はフンっと鼻で笑った後

アリスと目を合わせた

「じゃ交渉成立

＿＿＿＿ゲームの始まりだ」