《学園アリス》鏡の国の私《３》 (ページ42)

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柚「お前『無効化』のアリスだって？」

蜜「そ…そんなことあんたらにっ」

パンっ(蜜柑を掴もうとした手を払った)

貴「この子に触らないで

………泥棒さん」

柚「＿＿＿っ」

グイッ(腕を掴まれる)

蜜「A…っ」

ちょっと言いすぎた…かも(泣)

貴「……っ」

い痛い…っ

バッ(突き飛ばされる)

蜜「Aっ」

柚「何故ここに来た」

蜜「……友達を助けにっ」

柚「…友達？」

蜜「あんたがアリスを盗んだウチの友達や

アンタらが毒入りの弾を撃ち込んだ…

2人ともウチの友達やっ！

だからウチはその特効薬とアリスを…っ」

柚「…弾を撃ち込んだ？(驚」

蜜「しらんぷりすなっ！」

蜜柑が柚香お姉ちゃんに飛びついた

蜜「蛍はウチをかばって…

このままやと命もあぶなくて

委員長かて学園におられへんくなるかもしれんって泣いてて」

柚「＿＿＿＿っ」

蜜「みんなあんたらのせいやっ

この間のレオといい

何であんたらはウチらにこんなことすんの！？

あんたらなんかサイテーや

委員長のアリス返せ！

蛍の体元に戻せバカーー！！

アンタらをウチは絶対許さへんからっ」

ばっ

柚「＿＿＿＿っ」

バシッ

柚「＿＿＿＿ガタガタうるさい(睨」

貴「蜜柑っ」

柚香お姉ちゃんは蜜柑を鞄でなぐった

中身が散乱した

蜜「な…っ」

柚「ガキの騒音に我慢してやるのもここまでだ

…過ぎた事をいつまでもグチグチと

なくなってしまったもんは無に返せないんだよ」

柚香お姉ちゃんが蜜柑を蹴りはじめた

柚「……気が変わった

お前らもせいぜいあのサディストから痛い目にあうといい

あっちで今頃お前らの仲間がそいつに捕まってるはずだ」

蜜「な…」

ガチャ…

柚香はガイコツから荷物を受け取りおりを出ていった

蜜「＿＿＿＿」

貴「カプセル…」

……柚香お姉ちゃん

蜜「ん？なんやろ？

って今はそんな事考えてる場合やない！

どーやってここからでる…？(ボソッ)」

私だけならまだしも

蜜柑も…

結構 (石)消耗しちゃうけど

このままじゃみんなやられちゃう

ザッ(檻の外側に)

蜜「あ…あれ！？

どうやって…ウチら檻の外に…？！」

貴「…アリス石

生徒会長に貰ったの」

蜜「えー！？」

貴「急ご蜜柑♪」

蜜「うんっ」

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