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蜜「ルカぴょん 足大丈夫?」
ル「うん…一瞬だったし ブーツが丈夫だったから…
それに 佐倉がすぐに助けてくれたから…」
翼「やっぱ これだったか…」
蜜「あう?」
翼「お前のアリスがいきなり強くなったのと
俺がさっき あんな広範囲の木を一気に影操りできたのも
このアリスストーンのせいだよ」
蜜「え」
翼「アリスが封じ込められた結晶石だよ
殿の結晶石だから 要するにこのナスは 増幅のアリスの石だよ
しっかし 何この色 毒々しい紫」
蜜「あ この石の色 貰った時よりすごく薄くなってる」
翼「そりゃ使えば 石に封じ込めてあるアリスも減るからな
アリスが減れば石についた能力色が薄くなる仕掛けだよ
強固な念でないとアリス石は働かねぇからな
お前みたいに初心者で しかも不安定なアリスがコレ使うの結構難しいぞ
殿と相性いいのかもな お前
まー 波長が合ったのかね」
蜜「……///」
翼「そうそう 悪かったな いきなりひきずって」
ル/棗「…(無視」
ルカ君と棗君は歩き出した
翼「(あれ?ムシ?2人して まーいーけどね かわいくねー)」
ザッ(桜に戻る)
貴「……失敗した」
蜜「うさ耳 生えてるっ(驚」
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____
翼「全然みつかんねーなー」
棗「ゴホゴホ…」
ル「大丈夫?棗」
棗「…ああ
おい…」
翼「ん?」
棗「このままダラダラ捜すだけだと日 暮れるぞ」
翼「つってもなぁ…」
仕方ないね☆
貴「見て 美味しそうに食べてる
動物さん 可愛い…(ニコッ」
ル「そうだね…(微笑」
棗「___っ!」
棗君も流石に異変に気づいたみたい
棗「ルカ
…山に来たばかりの時
ウサギ達が確かリンゴをもって来てなかったか?」
ル「あ…うん」
翼/蜜「(何?)」
棗「…今まで俺達が通って来た道は 慎重に見てきたがリンゴの木なんてどこにもなかった」
翼/蜜「え…」
棗「リンゴだけじゃない さっきから動物達がこの辺では見かけない木の実を食べてるのをやたら目にする」
蜜「あ ホンマや」
棗「穴だ
こいつらさっきから穴から果物運んできてる
…もっと早く気付くべきだった
この山の 不自然なくらい目立つ色々な穴がワープゾーンかも知れないってこと」
翼「そう言えば俺達が初め倒れてた場所にも…
あの穴が高等部と…
とんだムダ足を踏んでたな
俺達…」
蜜「じゃあ彼奴らは穴使ってこの山を?
はよ彼奴らの通った穴 どーにかして捜さんと!」
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作者名:舞華鳥(鳴海・LM・はるか) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/dasakusha/
作成日時:2018年3月22日 1時