123 ページ27
.
翼「わー ってるって」
ガチャッ
蜜「すごーい 開いたー!!」
翼「ハッハッハー」
「…感心できない入室の仕方だな
ノックの一つもない上に 果てはコソ泥の真似か?」
「「あ…」」
今「例の初等部生侵入の件は君達か?
……どういうことだ 殿内
何故 君達がここに?」
殿「や…これはその…」
櫻「僕も知りたいね
君達がここにいる理由」
殿「櫻野…っ
……っ」
今「殿内 何故黙ってる
それとも 答えられない理由なのか?」
蜜「ウチのせいなんですっ
ウチが…ウチがムリ言ってここまで連れてきてもらって…」
翼「蜜柑;;」
蜜「ウチの親友が…蛍が事件で大怪我して
だから だからZ追うためにここに…っ」
櫻「…それでは君達がここにいる説明になってないな」
蜜「あ…」
棗「2人組のユーレイ…」
蜜「棗…」
棗「お前ら 俺たちがここをうろついてる理由なんてとっくに察しついてんだろ」
今「…何を」
棗君が櫻野君が睨み合った
棗「そうじゃねーと
この状況で
お前らがここにいる筈が無いからな…
通報するならさっさとしろよ
それで『穴』のことがバレてここをいろいろ調べられて困るのは
もしかしてお前らも一緒じゃないのか?」
ル「な…」
櫻「………どこまで知ってる」
棗「…さぁな」
殿「(うわ…一触即発)」
蜜「ウチ…っ
蛍を助けたいんです!
Zから特効薬を…委員長のアリスを取り返して…
だからZがここに入ってきた穴の場所が知りたいんです
お願いです
穴の場所 知ってるなら教えてください!
お願いです!」
櫻野君が蜜柑の頭に手を置いた
櫻「…君は何か勘違いをしている」
ガンッ(椅子をける)
櫻「___っ!(チラッ」
殿「チビ…」
蜜「うそっ…っ!
何か知ってるくせに……何でなん
何で穴を…Zの奴らをかばうの!?
あんたらがZの仲間やから?
蛍のお兄さんのくせに…あんな苦しそうな蛍を
ずっと間近でみてたくせにっ
なのに 何で
…ウチはお兄さんが ホンマは蛍のこと心配してるんやってそう思いたかったから
蛍だって…
なのに こんなん……」
櫻「…その穴からZの人間が出入りした確証は何も無い」
蜜「それは…」
貴「___『佐倉蜜柑』」
31人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:舞華鳥(鳴海・LM・はるか) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/dasakusha/
作成日時:2018年3月22日 1時