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貴「…チッ」
五「・・・ぇ?」
翼「仕方ねーだろ、蜜柑にあたっても…」
鳴「それでさっきからビミョーにスネてたんだ」
殿「あれ絶対、自分のことだけは忘れてない、とか…会った瞬間に蜜柑は自分に対してだけ。何か思い出すとか、都合いいこと思ってたんじゃね?」
棗「記憶も…
あの時の石を失くしたとしても…
_____お前は
俺のもんなんだよ_____」
棗のポケットに入っている何かが光った
あれは……
『ウチの石なんて誰も欲しがらへんし
あんたに押し付けたろ思てな!』
あの時の
蜜柑のアリス石
蜜「あ
あ…
その石…」
棗は蜜柑にそれを渡した。
ザ…ザァ……
蜜「…つめ…
棗…っ」
鳴「蜜柑ちゃ…っ(驚」
翼「記憶が…っ
蜜柑、俺は?俺のこと…」
翼達は蜜柑の元に駆けよった
蜜「つば…さ…先輩?」
鳴「蜜柑ちゃん!」
蜜「ナル…先生…っ
……えっと…
殿…先輩?
あ…
ルカぴょん……」
ル「佐倉…っ」
____ズキッ
翼「よく思い出したなっ蜜柑っ」
殿「…(微笑」
蜜「えへへ」
棗「気安く触んな…(怒」
鳴「___(微笑)
__!(チラッ」
みんなが楽しそうに話している
____ズキッ
俺は……
『君は__
___誰?』
___あの笑顔の源(棗の命)と引き換えに
みんなの中の俺の存在は失ったまま____
そんな状態で
俺はあの輪に入って
笑顔を向けられるほど強くない
貴「____っ///」
タッタッタッ
五「____Aっ!」
見ることさえ
息が詰まるほど苦しい____
貴「…チッ」
__このまま逃げてしまったら
この胸の"痛み"はなくなるのか?__
殿/翼「速ぇっ…」
鳴「…っ!」
ル「まって…」
棗「彼奴…っ」
追いかけて来んなよ__
蜜「っはぁはぁ
ま、待って…!
どこ行くん!?
待って…っ!
お願いやから
もうどこにも行かんといて
____A!!」
貴「___っ!」
俺は立ち止まった
蜜「なんで逃げ___」
貴「バカ」
蜜「…え?」
貴「期待させんなよ
__バカ」
わかってる___
蜜「あんた…
どうして…泣いて……」
俺はこんなにも『好き』なのに
お前は俺のことすら知らないのなんて
貴「___見んなよ、格好悪いからさ」
ギュッ
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ヒビキ(プロフ) - 完結おめでとうございます!!顔からニヤけと涙が止まらないです…めっちゃ面白かったです!次の作品楽しみにしております!! (2017年10月21日 0時) (レス) id: b814e0d67a (このIDを非表示/違反報告)
☆てってれ〜☆ - もう泣きました。泣いちゃいました。涙の止め方しりませんか? 皆がちゃんと記憶取り戻すことを願います。更新頑張って下さい。。 (2017年10月13日 12時) (レス) id: eef2348f1c (このIDを非表示/違反報告)
彩桜 - 見ていて泣きそうになりました!続き待ってます! (2017年10月12日 16時) (レス) id: eda0f0223b (このIDを非表示/違反報告)
孤爪冬 - 見ていて、めちゃくちゃキュンキュンします!更新がんばってください! (2017年10月3日 19時) (レス) id: 8c68308756 (このIDを非表示/違反報告)
舞華鳥(マイカチョウ)(元 鳴海・LM・はるか)(プロフ) - ヒビキさん» ありがとうございます☆ いや〜泣けますか?(´▽`)ww←← 嬉しいですw 頑張ります!! (2017年10月3日 17時) (レス) id: 586055a780 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:舞華鳥(鳴海・LM・はるか) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/dasakusha/
作成日時:2017年9月28日 0時