学園アリス☆最強の王子様☆８

〜おまけ５〜 ページ40

.



俺の記憶の中で




お前はずっと遠くをみていた




俺をみてるのに





いつも俺以外のものも見ている気がする





『＿＿＿＿笑って、翼』






その視線はいつ




(目の前の)俺だけに向けられるだろうか？









『＿＿＿＿さよなら、翼』









〜記憶(翼side)〜









朝日が差し

鳥のさえずりが聞こえる


窓をあけると

肌寒い風がはいってきた




翼「『夢』か……」



ガチャ



貴「起きたか？」



翼「ん？あぁ

…ってノックくらいしろよ」



殿「ノック音を聞いて隠せるものかぁ…

朝からそんな…っ」


貴「？？」


翼「おい…

変な誤解を招くこと言うなよ(怒)」


殿「ま、Aの退院をいわって

今日は一日遊ぶぜ！」


貴「おぉ〜！」



＿＿＿＿ま、俺達3人で遊ぶって言ったら




殿「うわ〜また負けた」


翼「強すぎ〜」


貴「…ドヤ」


翼「ドヤってw」




もちろん、ゲームだ




殿「無理、なかなか勝てねぇ

なんやかんやいってもう20敗してる」


翼「うんうん」


貴「ま、暇だったから結構やり込んでたし…」


翼「だろーな(笑」



殿「＿＿よし、出かけるか！


男子高校生が

家に引きこもってゲームなんて

色気なさすぎ！」



貴/翼「・・・は？」



貴「つーか、翼だけだろ


男子高校生って…」



殿「細かいことはいーんだよ

ほら、行くぞ」




貴「いくって、どこに？」




殿「＿＿＿＿それはいってからのお楽しみだ」



＿＿＿＿



俺達は学外に出ていた



貴「なんだ…ここ(驚」



殿「見たらわかるだろ？

某テーマパークだっつの」



貴「……凄いな(キラキラ」



翼「＿＿って、勝手に学外出たら不味いだろ」


殿「ん？

あー それなら大丈夫

自称Aの保護者達にお願いしてるから」



翼「え？」



貴「1度来てみたかったんだよな〜(キラキラ」



「「「きゃ〜〜♡//(可愛い)」」」



殿「ま、彼奴が小声でも

ああ言ったら最後

叶えてやらない奴はいない」



翼「……(焦」



さすが、親馬鹿集団…



俺達は初めてみた乗り物を満喫した



＿＿＿＿




翼「…高ぇな」



殿は観覧車が苦手らしく



俺とAは2人で観覧車に乗っている



俺達は初めてみるその景色に見入っていた




貴「＿＿＿＿」




Aはどこか寂しそうに眺めている




貴「世界は広いな


俺が思ってたよりもずっと＿＿＿＿」




窓に写ったAは



泣きながら笑っていた＿＿＿＿＿＿＿

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