学園アリス☆最強の王子様☆８

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鳴「それまで僕ら学園の人間ほぼ全員の記憶からいつの間にか消去されていた


ある人物のこと＿＿＿＿


かろうじてルカ君と野田先生の中にわずかに残っていた記憶から

みんなでたぐり寄せた彼らの行方…





＿＿＿＿『今井蛍』『今井昴』兄妹について」




貴/蜜「・・・／＿＿＿＿！」



『諦めないでっ！

もう諦めるなんて

許さないっ！』



『あなたがここに来たこと…

未来が変わったことは

きっと

＿＿＿＿"運命」』



『あんたがその手で


＿＿＿＿蜜柑のことを守って


絶対に○なないで


生きて


生きて、闘って


＿＿＿＿お願い、A』



鳴「蜜柑ちゃん、A

何か…彼らについて思い出したことが…」


蜜「分からへん、分からへん……

でも、いきなり何か…こみ上げてきて…

何で…


まるでウチの魂の半分、失ってたことに気付いたみたいな気持ち…」



志「『今井蛍』は


君の親友…類い稀なる才女かつ美少女で

一見クールだけど愛情深い変わり者

先にアリスを発見された彼女を追って


＿＿＿＿君はアリス学園にやって来た」



蜜「！？

あ、志…貴さん…？」


志「久しぶりだね、蜜柑


それと女装王子君


いや…『黒のお姫様』と呼ぶべきかな？(ニコッ)」


貴「＿＿っ(ビクッ」



目が笑ってねぇ…っ



志「まずは蜜柑に

全てを話して

今後の選択を委ねてから渡すハズだった

例の君のアリス石の欠片を

どこぞの大きな子供(なつめ)がスタンドプレーで

先に君の体内に戻してしまったようだが

まさかそれがキッカケで失われた君の記憶が戻るなんて


嬉しい誤算だよ


それに

逃亡していた王子様も昔と変わらず

人の結界を無視して

お気に入りの子をス○ーキングして

こんな所で騎士ごっこしていたことも含めて…」



殿「ナイトごっこ…(爆笑」


鳴「……今、わざとディスったよね〜♡(笑」


貴「…///(怒」



蜜「志貴さん

さっき言ってた『蛍』の話…

ウチの『親友』って本当なん…？」




志「本当だよ

私が今日ここまで足を運んだのは

ある方のお供と護衛のため

結界は姫様にお任せして



…今日は君のおじ上が


学園にいた唯一の君の血縁者として

直接君の大事な育ての親にご挨拶とお礼を

そして君が出す未来への決断について

それがいかなる答えであっても…

理解と協力を得るために

話し合いの席につかれている」

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