学園アリス・棗の双子の姉・３ (ページ22)

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～日がすぎ～

鳴「明日は、初、中、高、生徒総出でパーティーの準備の日でーーす(ハート)

巨大ツリーや会場の飾り付けを担当する『飾り付け班』

巨大クリスマスケーキやパイ作りを担当する『ケーキ班』

一応班決めは立候補や推薦も受け付けますが、一方に希望者が片寄ったりしたらくじびきで決めまーす(ハート)」

～～

翼「よー蜜柑。」

蜜「翼先輩ーっ！！」

翼「ケーキ班はいつものメンバーというわけね。

お、棗にAにルカぴょんもケーキ班か。」

棗「……うっせー影。」

貴「くじびきできまったんだよ、ハゲ」

翼「あれ？『つばさ』って呼ばないの？

あの日のお前らはあんなに素直だったのに。」

貴「変な言い方すんな、ボケ。」

翼「ははーん。

さてはルカぴょん、ケーキじゃなくて蜜柑につられて…」

ル「う…うるさいバカっ;;

だ…だまれ『ハゲ』！

あ…ちがった…

えっと…この

『カゲ』！////

えっと…」

翼「…お前みたいなヒキョー者に…」

貴/棗「…」

蜜「何か翼先輩とルカぴょんて仲ええなー

それにしても…

凄いなこの建物。」

飛「ここが毎年クリスマスパーティーが開かれる迎賓館だよ。」

蜜「わーーーーっっ」

蜜/蛍「(木ーーーーーーっっ！？)」

飛「あれがアリス学園のシンボル、クリスマスツリーだよ。」

翼「毎年あんなでっかい木、どんな手使ってこの建物の中に入れてんのか、謎なんだよな。」

蜜「あっキツネ目君とパーマや！」

翼「こーゆー準備とかは大体、フライングとか、テレキネシスとかが大活躍で引っ張りだこなんだよなー
俺らのアリスは役立たずっつーか。」

蜜「あ、岬先生っ」

「材料きたぞ～」

ドシン…

「玉子きたぞ～」

蜜「はっピヨ？！」

岬「…(焦」

ル「…(ピヨ…？」

ドス←ピヨが玉子を落とした。

ピ「ピ…ピヨ…ッ」

～で～

ル「ご…ごめん…オレっ」

翼「あーーいいからいいから」

ルカが、飾り付けの方に行ってしまった。

蜜「ルカぴょん初めっからあっち行った方が良かったんとちゃうの？」

貴/棗「……」

翼「蜜柑、そういうこと言っちゃダメ…」

「A君っ！」

私は、中等部の女子に腕を掴まれた。

「今年も飾り付け、手伝ってぇ～」

貴「だりぃ…」

「そんなこと言わないでね」

強制的に連れてかれた。