【黒子のバスケ】磯貝くんの彼女さんは誠凛高校に通うそうです【暗殺教室】 (ページ21)

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磯貝「A、こっち」

悠くんはまだ若干顔赤いけど、部屋まで案内してくれた。

部屋に行くと悠くんは目を見開いて、

磯貝「母さん！寝てないと駄目だろ！」

とお母さんらしき人に近付いた。

多分お母さんだろう。
悠くんと同じ綺麗な黒髪だから。
お母さんらしき人は私を見ると優しく微笑んで、

母「こんにちは、Aちゃん。悠馬からあなたの事聞いてるの。ありがとね、悠馬の傍に居てくれて。
悠馬に写真見せてもらったけど、実物は本当に可愛いわね。良かったわ。見たところ、本当に悠馬が好きな子で」

と言った。

「いえ、悠く…悠馬くんもこんな私と一緒に居てくれるので嬉しいです！
こちらの話なんですが、私の両親は悠馬くんの事気に入ってるんですよ。悠馬くんは人に好かれやすいんですよね。そこも彼の良いところと私は感じてます」

私はそう言ってニコッと笑う。

母「悠馬」
磯貝「ん？」
母「彼女を大事にするのよ？ここまで真剣に向き合ってくれる人はそうそう居ないわ」
磯貝「言われなくてもそうするよ」
母「じゃAちゃん。また会いましょう」
「はい！」

悠くんのお母さんは部屋から出ていって他の部屋に入ってしまった。

「悠くん」
磯貝「どうした？」
「美人さんから産まれてくるのは、美少年なんだね」←
磯貝「いきなりどうした」←
「悠くんのお母さん、綺麗な人だったな！あんな人になりたい！」

と言うと悠くんは微笑んで、

磯貝「俺はどんなAでも好きだから」

って笑ってくれた。

悠くんのお母さん、体弱いって言ってたな。

そうやって二人の世界に入っていると、

？「兄ちゃん達、いちゃいちゃしてるー！」
？「兄ちゃんのこんな顔初めて見たー！」
？「やっぱり兄ちゃんも、好きな人には顔も態度も変えるんだー！」←

と弟くん達の言葉で私達は一気に恥ずかしくなった。

磯貝「お前ら、うるせーよ！」
？「兄ちゃんが怒ったー！」
？「逃げろー！」
磯貝「待て！」

私はこんな光景を見て、笑っていた。