【黒子のバスケ】磯貝くんの彼女さんは誠凛高校に通うそうです【暗殺教室】 (ページ11)

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225*朝はパン♪パンパ(( ページ11

「あ、あの悠くん？」
磯貝「ん？」
「なんで私は抱き締められてるのかな？」←
磯貝「好きだから」
「黙ります」←

ことの発端はついさっき。

私がソファーに座ると悠くんが、

磯貝「ここに座って」

と言って指差したのは、自分の足の間。
私がそこに座ると悠くんに後ろから抱き締められる。

今ここね。←

そして最初に戻る。←

磯貝「照れてるな」
「悠くんのせい」
磯貝「でも可愛い」
「黙る」←

これ以上喋ったら私の頭ショートする。←
頭は大事よ？←

磯貝「そろそろ５時になるな。朝なに食べる？」
「ん～？なにがいい？」
磯貝「パン？」
「疑問系？」←
磯貝「パンあるのかなって」
「あるよ！キッチン行こう！」

と言って悠くんの手を引っ張りつれていく。

パンはね、確か一通りあるはず。

お父さんが贈ってくるんだよ。←
有り余っててさ。←

磯貝「かなりあるな」
「私じゃ食べきれないんだよね～。良かったら持っててよ」
磯貝「良いのか？」
「うん。定期的に贈られてきてさ。弟くん達とかお母さんとかに、お土産でどう？
磯貝「ん～。じゃちょっと貰ってくよ。ごめんな」
「良いって！お父さんが贈ってくるんだし。溜まってく一方なんだよね」

なんて話ながら、私が特に気に入ってるパンを取る。
悠くんは悩んでるみたい。

「朝はこれ食べて、昼これ持ってけば？んでお土産に一通り持っていっても良いし」
磯貝「…だな。そうするわ。悪いな、ホント」
「大丈夫。その代わり今日悠くんの家行きたい！」
磯貝「そうだな。母さんに言っとくよ」
「え！ホントに！？」

私はその場で跳び跳ねる。

子供も良いところだな。←

悠くんはそんな私を見て微笑んでいた。

「今日どうすんの？」
磯貝「どうしよっかな。バイトも学校も休みだし」

悠くんはパンをちぎって食べながら言った。

外はサクッと。中はもっちもちのパン。←
何もつけなくてもおいしいから私は好き。

悠くんも気に入ってくれた様子。
可愛い。←