嫉妬の時間【3】 ページ12
赤羽side
俺はいつも通り喧嘩して、←
相手ボコして、←
金巻き上げて、←
その金で苺煮オレ買ってその辺ぶらぶらしてた。
すると前に赤司くんと……
赤羽「あれ？A？」
なんで。
しかも赤司くんはまだわかるとして、Aは笑顔で赤司くんと手を繋いじゃダメでしょ。
俺は写メ撮って磯貝くんに送る。
赤羽「妬くのは磯貝くんだけじゃないから」
俺はそう呟いて歩き出す。
磯貝くん。どんな気持ちなのかな。
絶対妬いてるだろうな。
俺は残りの苺煮オレを飲みきって、ゴミ箱に捨てた。
磯貝side
磯貝「なんだよ…これ」
俺は危うく携帯を握り潰すところだった。←
俺の携帯の画面に写し出されてるのは、Aと赤司くんが手を繋いで歩いているところの写真。
磯貝「なんで…俺に飽きた？」
俺はまだ居るかもわからないけど、写真の場所まで走って向かう。
今すぐにでも二人を引き裂きたい。
そんな考えが俺の頭をの中を埋め尽くした。
写真の場所には着いたけど、二人は居ない。
磯貝「どこいった？」
俺は近くのショッピングモールの中を探してみることにした。
俺は無我夢中で走って、無我夢中で探した。
すると目の前に見覚えのある赤い髪と、見覚えのあるシュシュをしている二人が歩いていた。
見間違える筈がない。
だってあれは俺があげたシュシュで、すごく喜んでくれた物だから。
磯貝「A！」
「え！悠くん！？」
俺はまだ赤司くんと繋いでいる手を引き剥がすように、Aを引っ張る。
赤司くんは冷静で、
赤司「へぇ。強引だね」
って言って笑った。
俺はかなりムカついてて、
磯貝「人の彼女に手を出すのがいけないと思うけどね」
赤司「別に僕はまだなにもしていないよ」
磯貝「へぇ。よく言うよ。人の彼女と手を繋いでる時点で手を出してると思うけど？
A行くよ」
「え？あ、じゃ赤司！バイバイ！」
Aは赤司くんに手を振った。
赤司くんも赤司くんで微笑んでたし。
なんなんだよ。
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琉夏 - とても、おもしろかったです！！ (2017年8月30日 12時) (
レス) id: ef0bffe9e7 (このIDを非表示/違反報告)
実月 - ゆぅぅぅーくぅぅぅぅぅぅん！！ (2015年7月4日 9時) (レス) id: d00f50eaa1 (このIDを非表示/違反報告)
木戸 藍楽(プロフ) - ゆるそらさん» ありがとうございます！！頑張ります！！ (2015年6月27日 15時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ゆるそら(プロフ) - 完結?おめでとうございます！！面白かったです！他の作品も更新がんばってください！！！ (2015年6月27日 13時) (レス) id: 081e9ac8d7 (このIDを非表示/違反報告)
木戸 藍楽(プロフ) - ユズナさん» あ、そうでした！！？教えていただきありがとうございました！！すぐ直してきます！ (2015年5月16日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木戸藍楽
| 作成日時：2015年3月31日 17時
