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192: 改めまして ページ6

「驚かせてすみません

改めまして私、大彌Aといいます

見ての通り女子高生で、
マジシャンのRUIとして活動しています
今は休養中ですけどね

 

これで身元はすべて明かしましたから

許してもらえませんか?」 

と頭を下げる



「オメー、昔から気が弱いように見えて結構図太いことするよなぁ、

もし沖矢さんが怒ったらさすがの俺でも止められないぜ?」



「でも今名探偵に助けられてる立場なんだからそんなことはしないと踏んだんだけどね」




「……ったくよぉ」



「元はといえば全て君が話してくれれば済んだよ!



でも、どう考えても訳有りにみえたから

手の内を知らないと信用できないし、

信用されないと思ったから

まさか私に正体話せない人を会わせて話を聞かせるなんてことないよね?」

そういうと彼は肩をすくめた

(そのまさかだろうがなんだろうが、私は暴いてやるつもりだったけどね)
 

「全く、とんだじゃじゃ馬娘ですね」

そういって眼鏡をかけ直した沖矢さんは

どうやら先程みたいに怒ってはいないようだ

 

(というか元々怒ってはないだろうな…)

 

彼にはなんていうか大人の余裕がある

年齢は思っているより高そうだ

 

 

「化け猫の方が似合っているかもしれません

素顔を隠すということは大変ですよね

 

声も変えているなら尚更」

 

 

「オメーの声はそこまで変えてないだろ?」

 

 

「これでも自然なように変えてるんだよ

まぁ、RUIになるのは慣れたからいちいち疲れたとか日頃言ってないけどね」



「コナン君……部屋に案内する前に

盗聴器が付いてないかだけ確認してくれるかな

 

その間に飲み物を用意しよう」



「あ、はぁい

…確かあっちの倉庫に博士が持ってきたやつ、あったよなー」

バタバタと名探偵は探知機を持ってくるようだ



「……つまり、君は交換条件を提示しているという事だな?」

声はそのままなのに口調が変わった

軽く機械音がなったから多分変声機をオフにしたのだろう
 

 

「はいその通りです」

 

「君はぼうやのことを知っているのか?」

 

「はい、貴方は?」

 

「本人から明かしてくれないが、

多分そうだろうというのはある

 

…信じがたいがな」

 

「そうでしょうね……」

 

(まぁ、有希子さん辺りに変装術を教わってる時点で、この人だったらさすがにピンと来てそうだ)

193:シークレットルームへ→←191: …やりすぎた?



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設定タグ:怪盗キッド , 名探偵コナン , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ラズリー | 作成日時:2021年6月21日 8時

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