54:連れてって? ページ5
「明日は学校も仕事も休む…
ちゃんと安静にもしてるから
夜だけでも連れてってよ、KIDさん!」
なんかものすごく必死なAを目の前に困惑する俺
(おいおい、なんでそんな目でみるんだよー)
「A…あーもぅ///
俺の狩りの邪魔すんじゃねーぞ?」
と、思わず目を反らして言った
(やべーな
もうこの人にはかなわない気がする)
「ふふっ笑、やったぁ
当たり前よ、勿論君とはマジシャン同士といえど
やることが全く違えば、状況も違うからね
助けたり、フォローしたいってのは山々だけど
あくまで素人にすぎないからね
なんだかんだで邪魔になる可能性の方が高いってことになる
狩りのときは色々巻き込まれないように
私は例の場所で待ってるよ」
と人差し指を立てて上に動かす
"屋上で" と言いたいらしい
「わーったよ、
ったく、しょーがねーな
誰かに見つかるんじゃねーぞ」
「それと、とりあえずRUIではなくAとしておとなしく見学させてもらうよ
こないだの鈴木相談役がもくろんだ奇跡のダブルショーとかなんとかがあったときは
RUIだったからなんだか落ち着かなかったし…
そうそう、あれさ、ニュースでやたら報道されてその度に予告状もないのに、kidがどうの対策についても喋ってて…要するに受けてみよっていう参上催促だったんだね」
「そーだよ、あのじーさん何かにつけて俺を捕まえたいからな」
(そーなると、
出来るだけ時間縮しなきゃなんねーな
日が落ちると冷え込むだろうし)
そんなこんなで二人で話していたら神田さんが帰ってきた
「A様、もうすぐで退院です
荷物の方は…」
「大丈夫、もう昼に準備したよ」
Aは"カンペキ"と手で丸を作った
(こう見るとここ数日でAのイメージが変わったな
思ってたより何倍も明るいし、
結構人懐っこい様にもみえるし、
今だってオッケーって…
学校では絶対やんねーな笑笑
まぁしょうがねーけど)
[Prrrrr…Prrrrr… ]
俺の電話が鳴る
「寺井ちゃん?どうした?」
『ぼっちゃま、
急用が出来ましたので至急出掛けて参ります、
申し訳ございませんが、
帰りお迎え出来ません…』
「急用?…お袋か
…あー、わーったよ」
「どしたの?」
「寺井ちゃんが用ができて自力で帰れだと」
「黒羽様…少しよろしいでしょうか?」
「ぇ、…あぁ…どうぞ」
神田さんがいきなり俺に代われと要求していた
(???
なに話してるんだ?)
俺達は顔を見合わせた
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(名前)ラズリー(プロフ) - すかたん@小説書いてるおさん» 頑張れっp(^-^)q応援してる 私も更新頑張るっ (2015年6月12日 23時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)
すかたん@小説書いてるお - (名前)ラズリーさん» 期末が嫌だああああぁ。相変わらず、私は占ツクをするけどね! (2015年6月12日 22時) (レス) id: 70ea24cba4 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - そっか……もう期末なんだ 私の地元はつい最近中間終わったって聞いたよ?中2ね…私歳は言わなくて正解だったかもf(^_^;若いっていいな (2015年6月11日 20時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)
すかたん@小説書いてるお - (名前)ラズリーさん» なるなる。私は中2だよ!もうすぐ期末っ(><) (2015年6月11日 18時) (レス) id: 70ea24cba4 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - すかたん@小説書いてるおさん» と、年ですか………えっと…恥ずかしいので…そうだな、脱ゆとり世代です…だめかな…f(^_^; (2015年6月11日 10時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラズリー | 作成日時:2015年3月18日 23時