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9:鈴木財閥のパーティーにて4 ページ9

(さっきからだいぶ人がちらほら増えてきてる…

スタッフの人達かな
このおじいさんの団体以外にまだ客はいないはずだから…

でさっきから何か視線を感じるんだよね

誰だろう)

何気なく辺りを見渡してみると
目の前に通ったウエイトレス…


(ぁ、あの人だ…今目が合ったもん
…ってか何か違和感ある気がするけど…)



「どうしましたか?」白馬君が声をかけてきた


「ぁ、いや…ちょっと失礼」と曖昧な返事をしてその場ちょっと動く


(誰だろ?何か頭の何処かで反応してる…

私が本当のほんとに知ってる人なんて限られてるこのパーティ…
そしたらあとはあの二人…

青子ちゃんと……!ぁ、…)


思わずガン見したためそのウエイトレスが
不思議な顔を浮かべて寄ってくる


「あのぉ、どうかなさいましたか?」
女性の柔らかい声が私の耳に響く


だがそういわれた瞬間…確信してしまった
この人がお騒がせ怪盗君だってことを
確か人に化ける名人だったよ、キッドって


A ゴボッ…ゴボッゴボッ……

そう思ったらむせてきた

(だって同級生の男子がウエイトレスの格好で
大丈夫かって近付いてくるんだよ?
まじか、勘弁して)

「あ!大丈夫ですか?」
って大袈裟に私に寄ってくるので
ちょっと試してみたくなってしまった

ウエイトレスの鼻に人差し指を当てて黙らせる


そしたら、ビックリした顔をして目だけ周りをみてから顔が真っ赤になった


成る程、演技力もそれなりに施されてるんだなと思って、今度は意地悪したくなった


「探偵さんにバレたら一大事ですよ?
今日此処に来たら私が君と疑われるんじゃないかと
気が気でこちらも少し落ち着かないのですが苦笑」
と小声で言ってみた


すると、ほんの一瞬だけ目が揺れたが
「な、なんのことでしょう?」と小声で言ってきた


(まぁ、しらばっくれるよねぇ…)

「お掛けで思わず噴きそうになりました苦笑」
と言ってからその人から半歩離れた


当然白馬君がどうした、とみてくるので

「知り合いと似てるなと思ったのですが…
どうやら人違いで…残念です」
何て言ってその場を凌ぎ、彼を距離を置く


「お客様が来るまであと30分程ですか…
少し控え室に戻りますね…」
と念のため白馬君に声をかけて探さないようにする


(はぁ……
やっぱ慣れないなパーティは
まぁ、廊下にでようと外にでない限りRUIじゃなきゃいけない
出来るだけ人といる時間を減らさないと


まだ始まってもいないのに笑
もう疲れた気がする)

10:正式にライバルと…→←8:鈴木財閥のパーティーにて3



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設定タグ:怪盗キッド , 名探偵コナン , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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魔理沙(プロフ) - はい! (2015年3月18日 23時) (レス) id: 243fc5b385 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - パート2でもよろしくね (2015年3月18日 23時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - あはは苦笑 頑張って(>_<)/~~ そんな君に続編のお知らせだよ~ (2015年3月18日 23時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)
魔理沙(プロフ) - また、明日が、来る~。゚(゚´Д`゚)゚。 (2015年3月18日 22時) (レス) id: 243fc5b385 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - お疲れさん~ (2015年3月18日 21時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラズリー | 作成日時:2015年3月8日 16時

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