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38:俺の経緯 ページ38

「休むって……
そんなことできるわけ……

学校は……ショーは?どうするの……?」


「そんなのどっちも休めばいーんだよ」


「だからっ、できないよそんなこと!
だってやらなきゃ…


…って今日話したじゃん、
どうしてもやらなきゃならないって…

忘れちゃったの?」


「忘れるわけねーだろ!だいたい…忘れるなんてできねーし」

(あんなに泣いて訴えてくるヤツをどこの誰が忘れるかっての!)


「なら……わかるでs……」


「A!…なあ…俺の話聞いてくれよ」


言葉を遮った
また目を丸くしてみつめてくる


「A、
オメーが話してくれたように俺も話す

どうして俺がこんなことやってんのか…」


……


俺は今わかることを話した

亡くなった親父は事故じゃなかったこと

親父の仇をとるために犯人を突き止めるため、キッドになって、やつらを探っていること

母親はファントムレディーでいつも遊んで出掛けてるようにみえてなにしてるかわからない
何かしら隠し事されてること

隠し部屋に親父の遺言らしきメッセージとその他諸々次いでほしいといわれ、親父はそれを望んでいること

当然青子には絶対秘密で…けーぶの垂れ流す情報は入ってくるものの
色々苦労しているということ


あと…
親父とある組織に『パンドラ』という宝石が関わっているということ

そのパンドラの涙に不老不死の力があるらしいこと




……俺の目的はただそれを探して粉々にしてやること

……


「なにそれ不老不死とか……ワケわかんない」



「だろ?…

そんなんのせいで親父が犠牲になったんならそれごと組織も全部、粉々にしてやる」


「そうだね……
そっか、黒羽君はお父さん思いなんだね」


「あぁ…俺の一番尊敬するマジシャン」



Aが笑った

「いいね、そういうのも……

あとさ、お互いに隠し事されてるのも同じだね」


Aの目が神田さんの方に向く

俺も寺井ちゃんの方を見た


「「申し訳ございません」」
二人がシンクロした


それを見てAがクスクス笑い声を出していた


「今更言われてもしょうがねーだろ苦笑」

「これを置きに話してくれてもいいのだよ、って駄目か苦笑」

穏やかな空気が漂っていた

(おっと忘れるところだった)


「それでさ、
どうせ探してるのは似てるんだしさ…

お前が無理するのも見てて辛いから、
こっちも活動しながら手伝う、
それでお互いにお互いの探してるもん探せば探す人増えていい…


…ってのはどうだ?」

39:彼を……信じてもいい?→←37:弱々しい手



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設定タグ:怪盗キッド , 名探偵コナン , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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魔理沙(プロフ) - はい! (2015年3月18日 23時) (レス) id: 243fc5b385 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - パート2でもよろしくね (2015年3月18日 23時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - あはは苦笑 頑張って(>_<)/~~ そんな君に続編のお知らせだよ~ (2015年3月18日 23時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)
魔理沙(プロフ) - また、明日が、来る~。゚(゚´Д`゚)゚。 (2015年3月18日 22時) (レス) id: 243fc5b385 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - お疲れさん~ (2015年3月18日 21時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラズリー | 作成日時:2015年3月8日 16時

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